专利摘要:

公开号:WO1991018790A1
申请号:PCT/JP1991/000717
申请日:1991-05-28
公开日:1991-12-12
发明作者:Akihide Kurata;Katsuaki Wakahara;Kazuhiko Kurihara;Hiroshi Yazawa;Toshikazu Oishi;Shuichi Murakami;Yukio Matsumura;Yoichi Mazawa
申请人:Nippon Petrochemicals Co., Ltd.;Polymer Processing Research Inst., Ltd.;
IPC主号:B29C55-00
专利说明:
[0001] 明 細 帝状体を延伸して巻き付ける包装装置及び方法 発明 の背景
[0002] [発明の分野 ]
[0003] 本発明 は延伸 フ ィ ル ム に よ り 荷物を一体化 し て包装す る 包装装置お よ び方法に関す る 。
[0004] [従来の技術 ]
[0005] 従来、 荷物の包装方法 と し て、 収縮フ ィ ルム に よ り 荷 物を包装 し 、 荷物を加熱 ト ン ネ ルな どを通 じ て加熱 し 、 加熱に よ っ て生ず る 収縮力 に よ り 荷物を包装す る シ ス テ ムがあ っ た。 そ の方法は 、 加熱手段が必要な の で 、 大 き な荷物に は大 き な加熱 ト ン ネ ルが必要であ る と い う 問題 があ っ た。 ま た、 フ イ ノレ ム コ ス ト も装置 コ ス ト も高力、 つ た o
[0006] こ れに代わ っ て近年、 パ レ ツ 卜 包装ま た は ス ト レ ッ チ 包装 と 呼ばれ る 包装方法が知 ら れてい る 。 こ れは、 パ レ ッ ト 上に集積 さ れた荷物や、 牧草、 ロ ー ル巻 き の紙な ど に、 フ ィ ル ム を延伸 し なが ら 巻 き 付 けて包装 し て い く 包 装方法であ る 。 近年、 こ の包装方法 は発展 し 、 荷物の輪 送や保存の包装の 合理化に貢献 し て い る 。 一般に行われ てい る の は、 荷物に巻 き 付 け て い く 巻 き 付け張力で、 フ ィ ルム を タ テ に延伸 し 、 延仲 さ れた フ ィ ルム の収縮力で 荷物を包装す る 方法であ る 。 ま た 、 フ ィ ル ム を ま ず 夕 テ に延伸 し てお き 、 そ の後適当 な巻 き 付け張力で包装 し て い く 方式 も あ る (特公昭 5 9 — 5 2 0 8 7 号、 特公昭 6 1 — 2 7 2 5 4 号) 。 ス ト レ ッ チ包装 (ノ、。 レ ツ ト 包装) の方式では、 加熱 ト ン ネ ルな どの加熱手段が不要であ る 。 ま た、 '装置 コ ス ト も 安 く 、 と く に大型荷物に は好適であ る 。 そ の た め近年広 く 採用 さ れ る よ う に な っ た。
[0007] —方 こ れ ら の従来の方式は、 フ ィ ル ム 巾が狭 く 、 荷物 の側面全体に巻 き 付けてい く に は、 す こ しづつ ラ ッ プ さ せなが ら 多重に巻 き付け る必要があ る 。 通常の 5 ϋ 0 m m 巾 の フ イ ノレムでは、 1 〜 1 , 5 メ ー タ の高 さ の荷物で、 1 0 〜 1 5 回 も 巻 く 必要があ る 。
[0008] 巻 き 付け回数を '减 ら す 目 的で、 原反フ ィ ル ム の 巾 を広 く する こ と も考え られる が、 原反フ ィ ル ム の運搬や包装 装置への取 り 付け作業な ど の作業性が悪い。 ま た 、 薄い ( 2 5 ミ ク ロ ン程度) フ ィ ルムで、 片面ま た は両面に粘 着剤の付いてい る フ ィ ル ム を、 偏肉を少な く し て広巾 で ロ ー ル巻 き し てい く の は困難であ る 。 広巾 フ イ ノレ ム の製 造 も容易ではな い。
[0009] 一般に、 原反フ ィ ル ム の使用量を少な く す る 目 的で、 で き る だ け薄い フ ィ ル ム を製造 し て、 包装 コ ス ト を低減 し た い。 し 力、 し 、 原反フ ィ ル ム は、 非常に仲 びやす く 、 し 力、 も 粘着剤が付いてい る 。 し たが っ て、 狭巾 であ れ広 巾 であれ、 原反フ ィ ルム を厚 さ 1 0 ミ ク 口 ン以下で製造 す る こ と は困難であ る 。 フ ィ ルム業界で一般に使用 さ れて い る ョ コ 延伸 シ ス テ ム を用 い て、 狭い 巾 の フ ィ ルム を ョ コ 延伸 し て広 巾 に し て使用す る こ と も考え ら れ る 。 し 力、 し 、 ョ コ 延伸 シ ス テ ムであれば何で も パ レ ツ ト 包装に適す る わ けで はな い。 例え ば、 ョ コ 延伸装置 と し て、 フ ィ ルム業界で一般に使 用 さ れてい る も の と し て、 テ ン タ 一装置ゃチ ユ ー ブ ラ 2 軸延伸技術力《あ る 。 し 力、 し 、 こ れ ら の装置 は、 装置費用 が高 く 、 床面積が広 く 必要で、 簡便 さ が必要な パ レ ッ ト 包装では実用 的でな い。 チ ュ ー ブラ 2 軸延伸 シ ス テ ム で は、 1 回の包装 ご と に ラ イ ン を止め る 必要があ る ので、 ナ ュ ― ブ内圧を一定に保つ こ と が困難であ る 0 ま た、 柔 ら か く 、 粘着性の あ る チ ュ ー ブ状 フ ィ ルム を切 り 開 い て フ ラ ッ ト に展開す る こ と は困難であ る。 チ ュ 一ブラ 2 軸 延伸 シ ス テムでは、 チ ュ ー ブを展開す る た め に あ る 程度 の搬送距離が必要で、 装置は コ ンパ ク ト に な ら な い。
[0010] フ ィ ルム業界では、 上記以外の簡便な ョ コ 延伸装置 も 種々 提案 さ れて い る 。 し 力、 し 、 均一な延伸が困難であ る こ と よ り 、 実用化 さ れて い る 装置 は、 ほ と ん どな い。 2 軸延伸 フ イ ノレ ムで は、 少 し の延伸 ム ラ も 巻 き 歪み の原因 と な る o Έ; さ jjiみの あ る も の は、 商品 と し て は不良品 と
[0011] 7よ る 。
[0012] 簡便な ョ コ 延伸装置 と し て、 例え ば、 ロ ー ル表面が凸 状の 山 と 凹状の溝を組み合わせた も のであ る 、 一対の 口 ー ラ を使用 し た ョ コ 延伸装置 も 公知 (特公昭 4 6 - 1 1 5 9 9 号な ど多数) であ る 。 し力、 し、 こ の方式は、 ョ コ 延伸倍率が小 さ く 、 1 . 5 倍程度 し か延伸で き な い。 特 にパ レ ツ ト 包装に用 い ら れ る原反 フ ィ ルム を室温付近で 延伸す る と 、 収縮応力が大 き い。 し たが っ て、 延伸後に 直 ぐ収縮 し て し ま い、 ョ コ 延伸 の効果が小 さ い。 ま た、 ョ コ に延伸 さ れた後で も 、 フ ィ ノレム は 巾方向 に広が っ て はい な い ので、 別に 巾方向 に フ ィ ルム を広げ る 工程が必 要であ る 。
[0013] ' 別の簡便な延伸装置 と し て、 本発明 に利用 し てい る プ ー リ を利用 し た延伸装置 も古 く か ら知 ら れて い る ( B P 8 4 9 , 4 3 6 ) 。 本発明者 ら も プー リ 型延伸装置を数 多 く 提案 し て い る (例え ば、 特公昭 6 1 — 5 5 4 5 6 号、 特公昭 5 7 — 3 0 3 6 8号) 。 ま た、 別の簡便な延伸装 置 と し て、 回転円盤の円周 に多数の グ リ ッ パー (特公昭 6 3 — 4 4 0 4 9 号) や針状の ビ ン を植え た延伸装置 も あ る 。 こ れ ら の従来の回転円盤型 ョ コ 延伸装置では、 ョ コ 延伸 さ れた フ ィ ルムが水平にそ の長 さ 方向 に搬送 さ れ る ので、 パ レ ツ ト 包装に は適用で き な か っ た。
[0014] さ ら に、 こ れ ら従来のパ レ ッ ト 包装方法は、 フ ィ ル ム に よ る 包装で あ る ので気密性が良い。 そ の た め、 通気性 や大 き な透湿性を要求 さ れる分野や結露を嫌 う 分野で あ る 、 野菜や果物な どの荷物に は適 さ な い場合が あ っ た。 ま た、 工程的な 問題点と し て、 夕 テ延伸 ま た は ョ コ 延伸 後 に、 フ ィ ル ム 巾 が縮小 し て、 包装効率が悪 く な る 傾向 があ る 。 特 に ョ コ 延伸 の場合で は、 ョ コ 延伸後の 巾 収縮 が顕著であ っ た。
[0015] 通気性包装素材 と し て ネ ッ ト 状物を タ テ に 延伸 し て荷 物に巻 き 付けてい く 方式 も あ る 。 し 力、 し 、 こ の方式は、 フ イ ノレ ム を用 い る 方式に比較 し て コ ス ト が高い。 ま た 、 荷物が大 き い場合は、 ネ ッ ト 巾 が狭い の で巻 き 付け回数 が多 く な る 。 し たが っ て、 原料の使用量お よ び包装時間 が多 く かか り 、 実用性に乏 し か っ た。 発明の概要
[0016] 本発明の 目 的は、 簡易で コ ンパ ク 卜 な包装装置お よ び 方法を提供す る こ と であ る 。
[0017] ま た 、 本発明の 目 的は、 原反の使用量が少な く 包装時 間 も短縮 さ れ る 包装装置お よ び方法を提供す る こ と であ る o
[0018] さ ら に、 本発明 の 目 的は、 通気性や透湿性があ り 、 結 露を防 ぐ 包装形態で、 し か も従来の工程で問題であ っ た 延伸工程での 巾 の収縮を少な く で き る 包装装置お よ び方 法を提供す る こ と であ る 。
[0019] 本発明 に よ る 帯状体を延伸 し て荷物に巻 き 付け る 包装 装置 は、 帯状休を供給す る 供耠手段 と 、 こ の帯状体を少 な く と も ョ コ 方向 に延伸す る ョ コ 延伸手段 Z こ の ョ コ 延 伸手段 は、 該帯状体を末広が り に搬送す る た め の搬送手 段 と 、 該帯状体の 巾 方向両端近傍領域を該搬送手段 に離 脱可能 に把持す る把持手段 と を有 し てい る 。 / と 、 こ の 蒂状体を荷物 に巻き 付け る 巻 き 付け手段 と を具備す る こ と を特徵 と す る。
[0020] 好ま し く は、 上記搬送手段は、 帯状体の 巾方向一端近 傍領域の搬送に供する第 1 の往路 と 該帯状体の搬送に供 し な い第 1 の復路 と を有す る第 1 の無端軌跡上を移動す る第 1 の搬送部 と 、 該帯状体の 巾方向他端近傍領域の搬 送に供す る と と も に第 1 の往路 と の 巾方向の間隔が徐 々 に広が る 第 2 の往路 と該蒂状体の搬送に供 し な い第 2 の 復路 と を有す る 第 2 の無端軌跡上を移動す る第 2 の搬送 部 と を有す る 。
[0021] 例え ば、 上記搬送手段は、 周縁部に上記第 1 の搬送部 を形成す る 第 1 の回転円盤 と 、 周面に上記第 2 の搬送部 を形成す る 第 2 の回転円盤 と を有 し、 上記把持手段は、 上記第 1 の搬送部に該帯状体の一端近傍領域を離脱可能 に 固定す る 第 1 の把持部材と 、 上記第 2 の搬送部に該帯 状体の他端近傍領域を離脱可能に固定す る第 2 の把持部 材 と を有す る 。
[0022] 好ま し く は、 こ の 包装装置 は、 さ ら に上記把持手段 に よ っ て把持 さ れた帯状体をガイ ドす る ガイ ド手段を有す る 。 例え ば、 上記ガイ ド手段 は、 帯状体の搬送経路長の 差が帯状体の 巾方向 にお いて小 さ く な る よ う に帯状体を ガイ ドす る ガイ ド部材を有す る 。 上記ガイ ド部材は、 例 え ば、 帯状体の 中央部をガイ ドす る第 1 の ガイ ド部 と 、 帯状体の該中央部 と 両端部 と の 間をガイ ドす る 第 2 の ガ ィ ド部 と を有す る 。 帯状体を加熱す る 加熱手段を有す る よ う に し て も よ い。
[0023] さ ら に、 こ の包装装置 は、 帯状体を タ テ方向 に延伸す る 夕 テ延伸手段を有す る よ う に し て も よ い。 上記 タ テ延 伸手段は、 例え ば、 上記 ョ コ 延伸手段の ョ コ 延伸後 に 夕 テ延伸す る 後 タ テ延伸機構を有す る 。 好ま し く は、 上記 後 夕 テ延伸機構は、 上記把持手段に よ り 上記搬送手段か ら離脱 さ れた ョ コ 延伸後の帯状体をそれ 自 体の 巾方向へ の収縮力 に よ り 巾方向への収縮量が少な い う ち に タ テ延 伸す る 延伸部材を有す る 。 上記後 夕 テ延伸機構 は、 例え ば、 上記 ョ コ 延伸手段の帯状体搬出速度よ り 上記巻 き 付 け手段の巻 き 付け速度を速 く し て帯状体を タ テ延伸す る 手段を有す る よ う にす る 。
[0024] 上記 タ テ延伸手段は、 例えば、 上記 ョ コ 延伸手段の ョ コ 延伸前 に タ テ延伸す る 前 タ テ延伸機構を有す る 。 上記 前 タ テ延伸機構は、 例え ば、 上記供給手段の帯状体供給 速度よ り 上記 ョ コ 延伸手段の帯状体導入速度を速 く し て 帯状体を タ テ延伸す る 手段を有す る よ う にす る 。
[0025] 好ま し く は、 こ の包装装置 は、 帯状体の荷物への巻 き 付 け張力 を調整す る 手段を有す る 。 上記巻 き 付 け手段は、 例え ば、 荷物を回転 し て帯状体を巻 き 付け る 回転手段を 有す る 。 こ の 回転手段は、 例え ば、 上方に所定高 さ の荷 物載置領域が規定 さ れ る タ ー ン テー ブルを有 し 、 上記 ョ コ 延伸手段 は、 上記荷物載置領域の高 さ よ り 広 巾 に帯状 体を ョ コ 方向 に延伸す る手段を有す る 。 例え ば、 上記回 転手段 は、 荷物を鉛直軸以外の軸を中心に 回転 さ せ る 手 段を有す る 。
[0026] 好ま し く は、 こ の包装装置は、 さ ら に ョ コ 延伸 さ れた 帯状体の 巾収縮を防止す る 手段を有す る 。 好ま し く は、 こ の包装装置 は、 さ ら に延伸倍率を変化 さ せ る 手段を有 す る 。
[0027] ま た、 本発明 に よ る帯状体を延伸 し て荷物に巻 き 付け る 包装装置 は、 帯状体を供給す る 供給手段 と 、 こ の帯状 体を タ テ方向 と ョ コ 方向の少な く と も一方に延伸す る 延 仲手段 と 、 こ の帯状体を荷物に巻 き 付け る 巻 き 付け手段 と 、 こ の巻 き 付け手段に よ る帯状体の巻 き 付け前に帯状 体に穴を開 け る 穴開 け手段 と 、 を具備す る こ と を特徵 と す る 。
[0028] 好ま し く は、 こ の包装装置は、 さ ら に上記穴あ け手段 を加熱す る 手段を有す る 。 上記穴あ け手段は、 例え ば、 上記延伸手段の延伸方向 と平行す る方向の ス リ ッ ト を形 成す る 手段を有す る 。 好ま し く は、 こ の包装装置は、 さ ら に上記延伸手段に よ り 延伸 さ れ る と と も に上記穴あ け 手段に よ り 穴あ け さ れた帯状体を拡幅す る拡幅手段を有 す る 。
[0029] ま た、 本発明 に よ る 包装方法は、 帯状体を供給す る ェ 程 と 、 こ の帯状体を延伸す る こ と に よ り 帯状体の通気密 度を高 く す る 工程 と 、 こ の延伸 さ れた帯状体を荷物 に巻 き 付け る 工程 と 、 を具備す る こ と を特徴 と す る 。
[0030] 好ま し く は、 こ の包装方法 は、 さ ら に延伸 さ れた帯状 体を拡幅す る 工程を奋す る 。 こ の帯状体 と し て は、 例え ば、 あ ら 力、 じ め穴が開い て い る 帯状体 ま た は延伸 に よ り 穴があ く 帯状体を用 い る と よ い。
[0031] さ ら に 、 本発明 に よ る 荷物に帯状体を巻 き 付 け る 包装 方法 は、 荷物の 巾 よ り 狭 い帶状体を少な く と も ョ コ 方向 に荷物の 巾以上に 延伸す る 工程 と 、 こ の延伸 さ れた ¾状 体を、 一周で荷物の側面の 全面 に且つ 荷物の少な く と も —端側か ら帯状体の一側緣が は み 出す よ う に巻 き 付け る 工程 と 、 を具備す る こ と を特徴 と す る 。 図面の簡単な 説明
[0032] 第 1 図 は、 第 1 の実施例の 包装装置の側面図、 第 2 図 は、 第 1 図の装置の平面図、
[0033] 第 3 図 は、 グ リ ッ パー型延伸装置の例、
[0034] 第 4 図 は、 プー リ 型 ョ コ 延伸装置の例、
[0035] 第 5 図 は、 原反 フ イ ノレム に種 々 の厚み の差の あ る 筋 を 入れた例、
[0036] 第 6 〜 1 0 図 は、 原反 と し て用 い る 種 々 の フ ィ ル ム の 例、
[0037] 笫 1 1 , 1 2 図 は、 原反 と し て用 い る ネ ッ 卜 ま た は不 織布の例、
[0038] 新た な 用紙 第 1 は、 第 2 の実施例の包装装置の側面図、
[0039] 4 図 は、 第 1 3 図の装置の平面図、
[0040] 5 図は、 笫 1 3 図の装置の タ テ延伸部分の拡大図 6 図は、 ョ コ 延伸倍率を変え る 機構の側面図、 第 1 7 図 は、 ョ コ 延伸倍率を変え る 機構の別の例、
[0041] ^ 丄 8 図 は、 延伸 プー リ の種々 の タ イ プを示す例、 第 1 図 は、 ダ リ ッ パ ー タ イ プの ョ コ 延伸用 回転円盤 の断面図、
[0042] 第 2 0 図 は、 ョ コ 延伸用 回転円盤の周 囲 に多数の針状 の ピ ン を植え た例、
[0043] 第 2 1 図 は、 ガイ ド タ ー ン ロ ー ル力《屮高の タ イ コ ロ ー ル形状の例
[0044] 第 2 2 図 は タ ー ン ロ ー ノレ に多数の ガイ ド用 コ 口 をつ け た例
[0045] 第 2 3 図 は、 ョ コ 延伸用 回転円盤の径が興な り 非対称 に配置 さ れてい る 例、
[0046] 第 2 4 図 は、 ョ コ 延伸装置の 出 口 に截頭円錐形の 巾収 縮防止装置を両端だけ に設置 し た例、
[0047] 第 2 5 A 図 は、 截頭円錐形の 巾収縮防止ュニ ッ ト を湾 曲 バ一 に つ け た例、 笫 2 5 B 図 は 、 そ の ュニ ッ 卜 の断面 図、
[0048] 第 2 6 図 は、 円筒形状の包装装置の例、
[0049] 第 2 7 図 は、 第 3 の実施例の包装装置の側面図、 第 2 8 図 は、 第 2 7 図の装置の 平面図、
[0050] 新たな用紙 第 2 9 図 は、 第 4 の実施例の包装装置の側面図、 第 3 0 図 は 、 第 2 9 図の装置の平面図、
[0051] 第 3 1 図 は 、 第 5 の実施例の包装装置の側面図、 第 3 2 図 は 、 第 3 1 図の装置の平面図、
[0052] 第 3 3 図 は 、 第 6 の実施例の包装装置の斜視図、 第 3 4 図 は 、 溝 ロ ー ル に よ る ョ コ 延伸装置の概略図 第 3 5 , 3 6 図 は 、 ピ ン ロ ー ノレ の概略図、
[0053] 第 3 7 図 は 、 力 ミ ソ リ 刃 ス リ ッ タ の断面図、
[0054] 第 3 8 図 は 、 第 7 の実施例の包装装置の側面図、 第 3 9 図 は 、 第 3 8 図の装置の平面図、
[0055] 第 4 0 図 は 、 第 8 の実施例の包装装置の斜視図、 第 4 1 図 は 、 第 9 の実施例の包装装置の側面図、 第 4 2 図 は 、 第 4 1 図の装置の平面図であ る 。 好 ま し い実施例の説明
[0056] 以下、 添付の第 1 図お よ び第 2 図を参照 し て、 こ の発 明 の第 1 の実施例お よ びそ の変形例を説明す る 。 第 1 図 お よ び第 2 図 は簡易型 ピ ン テ ン タ ー ヨ コ 延伸装置を使用 し た 包装 シ ス テ ム の例で、 第 1 図 は側面図、 第 2 図 は平 面図であ る 。 ロ ー ル状 に巻かれてい る 原反 フ ィ ソレ ム 1 は 架台 2 に立てて置かれて い る 。 原反 フ ィ ル ム 1 の 巾 は荷 物 1 1 の高 さ よ り 狭い。 上下に配置 さ れた チ ュ ー ン 3 a 3 b 力 チ ェ ー ン ホ イ ノレ 4 a — 1 , 4 a - 2 , … に よ っ て 案内 さ れて い る 。 チ ヱ 一 ン 3 a , 3 b に は、 多数の針状 の ピ ン 5 a — 1 , 5 a - 2 , 5 a - 3 , … (以下、 簡 -Φ- にす る た め、 ピ ン 5 と 記す) 力 植え ら れてい る 。 こ れ ら に よ り 、 ピ ン テ ン タ ー ヨ コ 延伸装置を形成 し てい る 。 ビ ン 5 に原反 フ ィ ル ム 1 の両耳端部を引 っ 掛けて把持 さ せ る 。 原反 フ イ ノレム 1 は、 チ ェ ー ン 3 a , 3 b の作 る 末広 が り 軌道を搬送 さ れ る 。 こ れに よ り 、 原反 フ ィ ルム 1 は、 上下方向 に ョ コ に延伸 さ れ る 。 原反 フ ィ ノレ ム 1 は荷物の 高 さ 以上の 巾 に延伸 され る。 一定倍率 (装置延伸倍率 2 . 2 倍以上が望ま し い) 延伸後、 チ ヱ 一 ン 3 a , 3 b の軌 道は平行に な る 。 チ ュ ー ン 3 a , 3 b の軌道が平行に な つ た部分で、 原反フ ィ ルム 1 の延伸 さ れた ポ リ マ ー分子 の配向が固定 さ れる。 原反フ ィ ルム 1 は、 テ ン タ ー末端 で ピ ン 5 よ り 離 さ れて、 ョ コ 延伸 フ イ ノレム 6 と な る 。 ョ コ 延伸 フ ィ ノレム 6 の 巾 は荷物の高 さ 以上であ る。
[0057] ピ ン テ ン タ ー装置の次に、 夕 テ延伸 ロ ー ノレ 7 a , 7 b が設置 さ れ、 そ の後に ダ ン サー ロ ー ル 8 が設置 さ れてい る 。 そ の後に、 タ ー ン テー ブル 1 0 の上に積載 さ れた荷 物 1 1 が配置 さ れてい る 。 タ ー ン テー プノレ 1 0 の 回転に よ り 、 荷物 1 1 も 回転 し てい る 。 そ の複数回の 回転に よ り 、 ョ コ 延伸 お よ び 夕 テ延伸 さ れた フ イ ノレム 9 で、 荷物 1 1 の側面の ほ ぼ全面が包装 さ れ る 。 延伸 さ れた フ ィ ノレ ム 9 は、 一周で荷物 1 1 の側面の 全面に かつ荷物 1 1 の 上端ま た は下端か ら フ ィ ルム 9 の一側緣がはみ出す よ う に巻 き 付 け ら れ る 。 9 a は、 はみ 出 し た フ ィ ル ム 9 の一 側緣を示す。 タ ー ン テー ブル 1 0 は、 モ ー タ 1 2 に よ り —定回転か、 ト ル ク モ ー タ を使用 し て一定張力で、 回転 し て い る 。
[0058] 本実施例 は、 垂直に立 っ た形で流れ る よ う に 、 上下方 向 に ョ コ延伸す る こ と に特徴があ る 。 ま た、 本実施例の ョ コ 延伸装置 は、 原反フ ィ ルム の両耳端部を把持 し なが ら 、 そ の把持部が作 る 末広が り 軌道上で ョ コ に延伸す る こ と に特徴があ る。 両耳端部を把持 し なが ら の ョ コ 延伸 は、 ョ コ 延伸倍率を大き く 取 る こ と がで き 、 ま た 、 ョ コ 延伸倍率が確定で き る。 し たが っ て、 荷物の高 さ 以上に ョ コ 延伸す る 必要の あ る ョ コ 延伸手段 と し て は、 最適で あ る 。 こ の タ イ プの ョ コ 延伸装置 と し て は、 フ ィ ル ム業 界で使用 さ れてい る テ ン タ ー タ イ プの ョ コ 延伸装置があ る 。 ポ リ プ ロ ピ レ ン や ポ リ エス テ ルの フ ィ ルム を 2 聿由延 伸す る の に使用 さ れてい る テ ン タ ー法 ョ コ 延伸装置 は、 大型であ る が、 本実施例 に使用す る 場合 は、 装置を小型 に簡便に し て も使用で き る 。 それは、 延伸速度 も遅 く て も良 い し、 多少の延伸む ら があ っ て も 許 さ れ る こ と が多 い力、 ら であ る 。 一般に加熱 も必要で はな い。 ま た、 別の 本実施例の延伸手段 と し て、 本発明者 ら の先発明であ る 、 特公昭 5 7 — 3 0 3 6 8 号、 特公昭 6 1 - 5 5 4 5 6 号 な どの プー リ 延伸装置があ る 。
[0059] ョ コ 延伸 さ れ た フ ィ ノレム を 、 ダ ン サ ー ロ ー ル を経た後、 タ ー ン テー ブル上で回転 し て い る 荷物の巻 き 付 け張力で、 夕 テ に延伸 し なが ら巻 き 付けてい く 方式で、 荷物の側面 を包装す る こ と がで き る 。 こ の方式は、 タ テ延伸の距離 が長いので、 ョ コ 延伸 さ れた フ ィ ルム の 巾収縮が激 し い が、 装置的に は簡便であ る。
[0060] 本実施例の も う 一つ の特徴は、 こ の ョ コ 延伸装置 と 、 タ テ延伸装置 と 、 荷物を積載 し て回転す る タ ー ン テー プ ル と組み合わせた こ と に特徴があ る 。
[0061] 本実施例では、 パ レ ツ ト 包装さ れる フ ィ ルム の 巾 を大 き く で き る 。 し たが っ て、 フ ィ ルム を荷物の高 さ 以上の 巾 ま で延伸 し、 一周で、 荷物の側面の ほぼ全面を包装で き る。 こ こ で記 し た 「一周で荷物の側面の ほぼ全面を包 装でき る 」 の意味は、 タ ー ンテー ブルで複数回巻 く う ち の少な く と も 1 回がそれを満足すれば良い。 特に最初の 1 回 は、 荷物の 1 部に巻 き 付いて い る こ と が重要で、 荷 物の側面のすべてを覆 う 必要はな い。
[0062] 通常の 2 軸延伸、 特に簡易型の 2 軸延伸装置で は、 ま ず 夕 テ延伸を行い、 そ の後に ョ コ 延伸 を行 う のが一般的 であ る 。 それは、 タ テ延伸装置が狭い 巾で良い た めであ る 。 し か し 、 本実施例では、 ョ コ 延伸後 に タ テ延伸を行 う 。 それは、 夕 テ延伸を後に し た ほ う が、 バ レ ツ ト に巻 い た と き の荷物を保持す る 力が大 き く 、 荷崩れが少な い こ と が、 実験の結果判 っ た か らであ る 。 た だ し 、 若干の タ テ延伸を ま ず行い、 そ の後 ョ コ 延伸を行い、 そ の後 さ ら に タ テ延仲 を行 う こ と も あ る 。 それは、 ト ー タ ルの 夕 テ延伸倍率をア ッ プで き る 利点があ る 力、 ら であ る 。 そ の 場合の最初の タ テ延伸 は、 1 0 0 %以下であ る こ と が望 ま し い。
[0063] 本実施例に お い て、 ョ コ 延伸倍率 は、 少な く と も 2 倍 以上、 望 ま し く は 2 . 5 倍以上 と す る 必要があ る 。 なぜ な ら 、 低延伸倍率で は、 原反 フ ィ ル ム の 巾 が広 く な る 力、 ら であ る 。 通常使用 さ れて い る パ レ ツ ト 包装用 ス ト レ ツ チ フ レム は 5 0 0 m m 巾 で、 そ れよ り 極端 に大 き い 巾 の フ ィ ル ム は、 一人で原反を取 り 付け る の に 、 作業性が 悪い。 荷物の高 さ は、 通常 1 〜 1 . 5 m程度で あ る 。 ョ コ 延伸後、 巾 を一定に保つ力 は な く 、 巾 方向 に収縮す る こ と を考慮すれば、 かな り 高倍率 に 延伸す る 必 ¾があ る 。 原反の製造面よ り も 、 原反 巾 は、 あ ま り 広 く で き な い。 し たが っ て、 装置の経済性、 運転の作業性な どか ら 、 ョ コ 延伸倍率 は少な く と も 2 倍以上、 望 ま し く は 2 . 5 倍 以上に 延伸す る 必要があ る 。
[0064] 原反 フ レ ム を、 J I S Z 】 7 0 2 (包装用 ポ リ エ チ レ ン フ ィ ル ム ) の 引 張 り 試験で測定 し た結果、 夕 テ ぉ よ び ョ コ の伸度力《 と も に 3 0 0 %以上、 望 ま し く は 4 0 0 %以上あ る と 、 フ ィ ル ム の 2 軸延伸性力くよ い こ と が判 る 。 し か も 、 タ テ方向 1 0 ◦ %伸度での強度保持率が 5 0 %以上、 望 ま し く は 6 以上あ る と 、 パ レ ツ ト 包装 し た荷物の包装形態 と し ての安定性が良 い。
[0065] 以上の要件が備わ っ て いれば、 フ ィ ル ム に し て使用 で
[0066] 新たな用紙 き る ポ リ マ ー と し て は、 L L D P E ( リ ニア ロ ー デ ン シ テ ィ ポ リ エ チ レ ン ) 、 L D P E ( ロ ー デ ン シ テ ィ ポ リ エ チ レ ン ) 、 E V A ( エ チ レ ン 一 酢酸 ビニ ノレ コ ポ リ マ 一 ) 、 ポ リ ブ タ ジ エ ン 、 ポ リ 塩化 ビニノレ 、 ポ リ 塩化 ビニ リ デ ン な どが使用で き る 。 ま た、 こ れ ら の ポ リ マ ー相互を ブ レ ン ド し た り 多層 に し て使用 さ れ る 。 ま た、 ポ リ ブテ ン な どの液状 ゴ ム 、 石油樹脂な どの粘着剤を プ レ ン ド し た り 、 表面 コ ー ト し た り し て使用 さ れる 。
[0067] 上記第 1 の実施例に よれば、 従来技術に はな い種々 の 効果が達成で き る 。
[0068] ( 1 ) 原反 巾が狭 く て良い。 最初か ら広巾 の フ イ ル ム を 使用 し て、 パ レ ツ ト 包装す る こ と も 当然考え られる 。 し 力、 し 、 狭い 巾 の原反を使用で き る こ と に よ り 、 以下の利 点力 あ る 。
[0069] パ レ ツ ト 包装機への運搬が楽であ る 。 原反は立てて取 り 付け る 必要があ る が、 狭い 巾であれば一人で容易に取 り 付け ら れ る。 薄肉で伸びがあ り 、 し か も粘着性を持 つ てい る 原反を広巾で偏肉を少な く 製膜す る こ と は困難で あ る 。 し 力、 し 、 本実施例の よ う に、 狭い 巾 の原反であれ ば原反の製造が容易であ る 。
[0070] ( 2 ) 2 軸延伸す る こ と に よ り 、 狭い原反か ら 広巾 の原 反が得 ら れる 。 し たが っ て、 従来技術の よ う な原反 ロ ー ル巻 き の位置を上下に往復 さ せ る ( ト ラ バー ス ) 機構力' 不要 と な る 。 し か も 荷物の側面の 全面を一周で包装で き る Φ にす る こ と がで き る
[0071] ま た、 同一の原反を使用 し て も 、 巻 き 付け た後で は薄 い原反 と な る の で、 原反の節約 に な る 、 こ こ で、 フ ィ ノレ ム の使用量を比較 し てみ る 。 従来の タ テ延伸 の み の方法 で は、 原反 フ ィ ルム を上下に ト ラ バー スす る 必要があ る の で、 巻 き 付け回数が多 く な る 。 2 0 ミ ク ロ ン の薄い フ イ ル ム を使用 し て、 夕 テ に 2 倍延伸 し て、 荷物の 1 辺が 1 6 0 0 m m で、 1 5 周す る と す る と 、 5 O c m Φ X 0 0 0 2 c m厚 さ X 4 辺 X 1 6 0 c m X 1 5 周 / ( 2 倍延 伸) - 4 8 0 c m ン 使用 し て い た。 それを 2 軸延伸で、 や は り 夕 テ に 2 倍延伸 し て、 4 周すれば良い ので、 4 0 ミ ク ロ ン の厚み の フ ィ ノレム を使用 し て も 、 5 0 c m X 0 . 0 0 4 c m厚 さ X 4 辺 X 1 6 0 c m X 4 周 Z ( 2 倍 延伸) = 2 5 6 c m 」 で、 従来の フ イ ノレム使用量の約半 分の量 し か使用 し な い o
[0072] ま た、 狭い 巾 の フ ィ ノレ ム で は、 ラ ッ プ し て巻 く の で、 そ の ラ ッ プ部 に ほ こ り が溜 り やすい し 、 水分 も 入 り やす い。 広巾 で ラ ッ プす る こ と な し に包装で き れば、 そ れ ら が解決 さ れ る 。
[0073] 2 軸延伸 さ れて い る の で、 荷物の高 さ 以上 の 巾 の フ ィ ルム で包装 さ れた荷物に対 し て は、 フ イ ノレ ム の 2 蚰的 な 収縮応力 ( フ ィ ル ム の 巾 方向 と 長 さ 方向の収縮応力) が 働 く 。 フ イ ノレ ム の両側緣が荷物の上部お よ び下部か ら は み 出す よ う に巻 き 付 け ら れ る の で、 フ イ ノレ ム の 巾 :—向 の 収縮応力 は荷物を上下 に押 さ え付 け る よ う に作用す る。 以上よ り 、 荷物 に は適度の結束力が与え ら れ る 。 1 軸延 伸 の みでは結束力が強す ぎ る こ と が多 い。 し か し 、 本実 施例では、 荷物を傷め な い よ う に フ ィ ルム を 夕 テ方向 に 弱い力で包装 し て も、 荷物の上下方向 ( 巾方向) の収縮 応力 も利用で き る の で、 結果 と し て、 強い結束 に な る 。 同 じ 2 軸延伸で も 、 狭い 巾 の 2 軸延伸 フ ィ ル ム を荷物に ラ セ ン巻 き し た場合は、 巾方向の収縮応力 は、 荷物の包 装に は効果がな い。
[0074] ( 3 ) 両耳端部を把持 し て延伸す る ョ コ 延伸装置を用 い て い る の で、 延伸倍率を大き く 取れ、 ま た確実に延伸で き る o
[0075] ョ コ 延伸倍率を可変にす る こ と に よ り 、 同一原反よ り 種 々 の 巾 の製品がで き る利点があ る。 ま た、 延伸倍率を 変え る こ と に よ り 、 フ ィ ル ム の収縮力 (荷物の結束力) を種々 変化 さ せ、 荷物に最適な包装形態を持たせ る こ と がで き る 。
[0076] ( 4 ) 普通の フ ィ ル ムでは、 ネ ッ キ ン グ延伸 な どで、 薄 い部分が 1 〜 2 か所に偏在 し てい た。 本実施例で は、 厚 みの違 う 、 ほぼ 夕 テ方向 の筋が入 っ てい る 原反 フ ィ ルム を使用す る こ と に よ り 、 延伸 フ ィ ル ム で の薄い部分や厚 い部分を、 巾 方向 に ほぼ規刖的に存在 さ せ る こ と がで き る 。 ま た、 引 き 裂 き 伝搬が こ の筋部分で止ま る の で、 物 性的 に も メ リ ッ ト が多 い。 第 1 表は、 第 1 の実施例の装置を用 い て、 種 々 の フ ィ ル ム に つ い て実験 し た結果を示す。 強伸度 は、 J I S
[0077] Z 1 7 0 2 の 引 張 り 試験で測定 し た。 強度保持率 は、 夕 テ方向 に 1 0 0 %伸度ま で伸張 し 、 そ の伸張状態で 3 0 分保持 し て、 1 0 0 %伸度の と き の強度の う ち 、 何%残 つ て い る かを強度保持率 と定義す る 。 原反 フ ィ ノレ ム の厚 み は、 4 0 ミ ク ロ ン で行 っ た。 延伸性の測定は、 第 1 図 の装置を用 い、 ョ コ 延伸装置部分だけ は、 後述す る 第 4 図の プー リ 型 ョ コ 延伸装置を使用 し た。 ブー リ 径 1 0 0 0 m mで、 装置 ョ コ 延伸倍率を種 々 に変化 さ せて実験 し た。 延伸 ロ ー ルに よ る 装置 タ テ延伸倍率は、 2倍 に 固定 し た。 タ ー ン テ ー ブル回転数 8 r p mで 4 周す る 実験を 行い、 2軸延伸性を検討 し た。 表の ©印 は、 ョ コ 延伸倍 率を 4 . 5 倍、 Oは 3. 5倍、 厶 は 2 , 5 倍以上延伸で き 、 X は 2. 5 倍で も 延伸で き な か っ た こ と を意味す る 。 な お、 装置 ョ コ 延伸倍率 2. 5 倍の場合、 フ ィ ル ム 全体 巾 と し て の実質延伸倍率 は約 2. 2 倍で あ る 。 強伸度測 定で、 伸度力 3 0 0 %以下の原反 フ ィ ル ム は、 2 軸延伸 性が悪 く 、 安定 し て延伸で き る の は、 4 0 0 %以上であ る こ と が判 る 。
[0078] ま た 、 上記の装置を用 い て、 パ レ ツ ト 上 に あ る ポ リ プ ロ ピ レ ン の ペ レ ツ 卜 の 2 5 k g入 り 重袋を 4 0 袋 ( 1 t ) 、 包装 し た。 フ イ ル ム は 4 周巻い て包装 し た o フ イ ノレ ム の ョ コ 延伸倍率は 2 . 5 〜 3. 5倍 と し 、 タ テ延伸倍率 は 2 倍 に し た。 こ の包装 し た 荷物を、 3 H 間放置 し た。 上記の 包装さ れた荷物をパ レ ツ 卜 と と も に傾けて い き 、 包装安定度を検討 し た。 X 印 は、 4 5 度傾け た だ けで荷 崩れ し た も の、 ◎印 は、 9 0 度近 く 傾け て も 荷崩れ し な い も の、 そ の他の記号 は、 そ の 中 間を示す。 強度保 β率 が 5 0 %以下の フ ィ ル ム は、 包装安定性が恧 く 、 6 ϋ % 以上であ れば、 非常 に安定す る こ と が判 る η
[0079] 1表 原反フ ィ ルムの基本物性とパレ ツ 卜包装適正
[0080]
[0081] * 1 : タテ力 x * 2 : 加熱が必要
[0082] 本実施例 に使用 さ れ る 原反 フ ィ ル ム は、 特定の物性を 備え た も の でな い と い けな い。 すなわ ち ま ず延伸性を し 、 包装 さ れた荷物が荷崩れ し な い よ う な 延伸 フ イ ル ム でな ければな ら な い。 上記の灾験結果か ら 以下の よ う な 事が分か る 。
[0083] 原反フ レ ム の厚み と し て は、 1 5 ミ ク ロ ン 力、 ら 1 2 0 ミ ク ロ ン の範囲力 望ま し い。 さ ら に望ま し く は 2 5 ミ ク ロ ン 力、 ら 8 0 ミ ク ロ ン の範囲力 <よ い。 2 5 ミ ク ロ ン以 下の フ ィ ルム を 2 軸延伸す る と 延伸切れがあ り 、 1 5 ミ ク ロ ン以下で は さ ら に激 し く 延仲切れがあ る 。 し た力く つ て、 安定 し た包装を要求 さ れ る パ レ ツ ト 包装で は実用 的 で はな い。 通常の包装で は、 8 0 ミ ク ロ ン以下、 特别強 固 な 包装を要求 さ れ る 場合で も 、 1 2 0 ミ ク ロ ン以下の 原反フ ィ ル ム を使用 し な い と 、 巻 き 付け張力が大 き く な り 過 ぎて、 荷物を傷め る 。 ま た、 厚い フ イ ノレ ム の延伸 は、 延伸張力が大 き く な り 、 加熱装置が必要に な っ た り 、 機 械強度 も ア ッ プす る 必要があ る ので、 簡便な延伸装置 と し ての メ リ ッ ト を失 う 。 ま た、 厚い フ レム を使用す る こ と は、 包装コ ス ト 力《ア ッ プす る ので、 実用 的で は な い。 通常の 2 軸延伸 に よ る 市販の包装フ ィ ルム の製造で は、 原反フ レ ム の厚み は、 薄 く て も 1 0 0 ミ ク ロ ン を越え 、 2 0 0 ミ ク ロ ン前後を使用す る こ と が多 い。
[0084] な お、 架台 2 に ブ レ ー キを掛け る こ と に よ り 、 原反フ ィ レム 1 に対 し て繰出 し テ ン シ ョ ン を掛け、 こ れに よ り フ ィ ル ム 1 を ョ コ 延伸前 に タ テ延伸 し て も良い。 こ の よ う な タ テ延伸 は、 原反 フ ィ ルム 1 の供給速度よ り も チ ュ ー ン 3 a , 3 b への導入速度を速 く す る こ と に よ り 、 現で き る 。 具体的 に は、 架台 2 を回転駆動す る モ ー タ 6 1 の 回転速度を遅 く 、 チ ュ ー ン 3 a , 3 b を駆動す る モ — 夕 6 2 a , 6 2 b の 回転速度を速 く す る こ と に よ り 、 原反 フ イ ノレ ム 1 の供給速度よ り も チ ェ ー ン 3 a , 3 b へ の導入速度を速 く す る 。 フ ィ ルム 1 は、 タ テ に 延伸 さ れ て力、 ら 、 チ ェ ー ン 3 a , 3 b 上の ピ ン 5 に 引 っ 掛け ら れ て、 ョ コ 延伸 さ れ る 。 ョ コ 延伸 さ れた フ イ ノレム 6 は、 さ ら に 夕 テ延伸 ロ ー ノレ 7 a , 7 b で 夕 テ延伸 し て も 良い力く、 すでに 夕 テ延伸 は さ れて い る ので、 7 a , 7 b の 夕 テ延 伸 は省略 し て も よ い。
[0085] フ イ ノレム 9 は、 ダ ン サ ー ロ ー ノレ 8 ( こ れを省略 し て も 良 い) を経て、 ダ ン サー ロ ー ルに掛け ら れた張力 と 、 夕 一 ン テ一 ブルの巻 き 付け力で、 タ テ に延伸 さ れな 力《 ら 、 回転 し て い る 荷物 1 1 に巻 き 付け ら れ る 。 すな わ ち 、 ダ ン サ ー ロ ー ル 8 力、 ら の フ イ ノレム 1 の繰出 し 速度 と 荷物 1 1 の周 囲に フ ィ ルム 1 を巻 き 付け る 巻 き 付け速度 と の速 度差に応 じ て、 フ イ ノレ ム 1 は 夕 テ に延伸 さ れて巻 き 付け ら れ る 。
[0086] ま た 、 ョ コ 延伸装置 ま で は、 原反 フ ィ ル ム 1 を ほ と ん ど タ テ延伸せず、 ョ コ 延伸後の 夕 テ延伸 ロ ー ルを省略 し て も よ い。 こ の場合、 上記変形例 と 同様 に 、 荷物 1 1 の 巻 き 付 け テ ン シ ョ ン で フ ィ ル ム 1 を タ テ に 延伸 し な 力く ら 荷物に巻 き 付け る 。 具体的 に は、 チ ュ ー ン 3 a , 3 b 力、 ら ョ コ 延伸 さ れた フ ィ ルム が搬出 さ れ る 速度よ り も フ ィ ノレム の 荷物への巻 き 付け速度を速 く す る 。 こ の た め に は、 モ ー タ 6 2 a , 6 2 b の 回転速度を遅 く 、 モ ー タ 1 2 の 回転速度を速 く す る 。
[0087] ま た 、 ョ コ 延伸装置 ま で は、 原反 フ ィ ルム 1 を ほ と ん ど 夕 テ延伸せず、 ョ コ 延伸後、 タ テ延伸 ロ ー ル 7 a , 7 b で タ テ に延伸 し、 最適の 包装張力で荷物 1 1 に巻 き 付 け る よ う に し て も良い。 こ の ケ ー ス が フ ィ ノレ ム の 巾 方向 の収縮は一番少な い。
[0088] さ ら に、 ョ コ 延伸装置 と ロ ー ル 7 a 間で、 フ ィ ル ム 1 を 夕 テ延伸す る よ う に し て も良 い。 こ の 夕 テ延伸 は、 上 記各変形例の タ テ延伸 に追加 し て も 良 く 、 ま た は代替 し て も 良い。
[0089] ョ コ 延伸装置 と し て、 第 3 図の装置を用 い て も良 い。 こ の ョ コ 延伸装置は、 レ ー ノレ 1 3 a , 1 3 b 上を走行す る ノ、' ン 夕 グラ フ 1 4 a , 1 4 b を有 し 、 こ の パ ン 夕 ダ ラ フ に多数の グ リ ッ パー (ま た は ク リ ッ プ) 1 5 を有す る 。 こ の ダ リ ッ パ ー 1 5 に フ ィ ノレ ム 1 6 の両耳端部を把持 し て ョ コ に延伸す る 。 こ の 図では、 パ ン タ グラ フ を使用 し て い る ので、 タ テ ョ コ の 同時 2 軸延伸が可能であ る 。
[0090] ョ コ 延伸装置 と し て、 第 4 図の プー リ 型 ョ コ 延仲装置 を用 い て も良い。 一対の ョ コ 延伸 プー リ 1 7 a , 1 7 b が上下 に配置 さ れて、 末広が り 軌道を形成 し てい る 。 原 反フ ィ ル ム 1 9 は、 循環べノレ ト 1 8 a , 1 8 b に よ り 把 持 さ れ る 。 原反 フ ィ. ノレ ム 1 9 は、 プ ー リ 1 7 a , 1 7 b の ほぼ半周 の末広が り 軌道で延伸 さ れ る 。
[0091] 本実施例の 包装に使用 さ れ る 荷物 と し て は、 例え ば、 パ レ ツ 卜 に乗せ ら れた 多数の段ボー ルや至袋な どの荷物 の集積体、 ま た集積 さ れた牧草、 ロ ー ル巻 き さ れた紙 な どの、 種 々 の品物があ る 。 いずれの荷物 も タ ー ン テ ー プ ル上 に載せ ら れ る 。
[0092] 巻 き 付け ら れ る 荷物の 形状 は、 段ボー ルの集積休や、 重袋の集積体の よ う に 、 上か ら 見て、 四角形を し て い る も のが多 い。 こ の 四角 の荷物に フ ィ ルム を巻 き 付 け て い く と き 、 タ ー ン テ ー ブル は一定回転で回 る が、 巻 き 付 け ら れ る フ ィ ルム は、 四角 の角 と 辺では速度が異な る 。 そ の速度の変化 に延伸 ラ イ ン を追随 さ せ る こ と も で き る 。 タ テ延伸 ラ イ ン の後工程、 タ ー ン テ ー ブルの前段階 に 、 ダ ン サ ー ロ ー ルを設置 し て、 角 と 辺の速度差を吸収 さ せ る こ と も で き る 。
[0093] 荷物が大 き く な つ た り 、 包装速度が高速 に な っ た場 合、 本実施例の タ テ延伸 お よ び ョ コ 延伸装置を多段に 設 け、 多段に延伸す る よ う に し て も良い。
[0094] な お、 上記の第 1 の実施例で は、 原反 と し て フ ィ ルム を用 い た例を説明 し たが、 第 5 〜 1 1 図 に示す よ う な そ の他の原反 も 用 い る こ と 力くで き る 。
[0095] 原反 フ ィ ル ム と し て 、 厚み の厚い部分 ま た は薄い部分 と し ての タ テ筋を、 原反 巾 に対 し て数本な い し 数百本持 つ て い る フ イ ノレム を使用 し て も 良 い。 第 5 図 A , B , C は、 夕 テ に厚み の差の あ る 筋 2 1 — 1 , 2 1 - 2 , … お よ び 2 2 — 1 , 2 2 - 2 , … お よ び 2 3 — 1 , 2 3 - 2 , … を有す る 原反 フ ィ ゾレム 2 ϋ の例であ る 。 筋力く タ テ に蛇 行、 斜行 ま た は斜交 し てい る の は、 ロ ー ル巻 き に し た と き 、 骨に な ら な い た めであ る 。 第 5 図 Β , C 図で斜め の 筋 は、 ョ コ に近 く て も 、 タ テ方向の成分があ れば、 使用 す る こ と 力 で き る 。
[0096] こ の よ う な フ イ ノレム を使用す る こ と に よ り 、 そ の厚み の厚い部分は、 ョ コ 延伸 さ れず、 規則的な タ テ筋を持 つ た延伸 フ イ ノレム と な る 。 すな わ ち 、 一部分だけ ネ ッ キ ン グ的 に伸びた延伸 フ ィ ルムが得 ら れ る 。 そ し て、 延伸 さ れて薄 く な っ た部分を 巾方向 に ほ ぼ規則的 に存在 さ せ る こ と がで き る 。 ま た、 こ の よ う な筋 は、 ョ コ 延伸過程お よ び包装 さ れた フ ィ ル ム で の ョ コ 裂けを防 ぎ、 工程の安 定 と 製品の品質向上に貢献す る 。
[0097] 夕 テ筋の あ る フ ィ ル ム は、 原反の ロ ー ル巻 き で筋部分 が骨に な り 、 均一な卷物に な ら な い こ と があ る 。 こ の場 合 は、 製膜の 際、 回転ダ イ ス を使用 し た り 、 卷取機を左 右 に ト ラ バー ス し て、 ロ ー ル巻 き で骨に な る こ と を防 ぐ こ と がで き る 。 筋部の厚み と し て は、 通常の部分 よ り 数 %か ら 数十%程度の厚みの差で十分であ る 。 筋の部分が 厚い場合 は、 筋の 巾 は狭い ほ う が良い。 薄い場合は、 そ の部分が優先的 に伸 び る の で 、 あ る 巾 を持 っ て い る こ と が望ま し い。
[0098] 第 6 図 は、 と こ ろ ど こ ろ に穴 4 2 が開 け ら れた穴あ き フ ィ ルム 4 0 を示す。 穴 4 2 の火 き さ や数は、 包装 目 的 の通気性、 ウ ェ ブの荷物への保持張力 な どを考慮 し て決 めればよ い。 穴 4 2 は ス リ ツ 卜 で も よ い。 第 1 図〜第 3 図 に示 し た ョ コ 延伸装置で は フ イ ル ム の両耳端部を ピ ン そ の他で把持す る ので、 穴あ き フ ィ ル ム 4 0 の両耳端部 に は穴を開 けず、 フ ィ ル ム の 中央部に の み穴を開 け る よ う にす る こ と が望 ま し い。 両耳端部 に穴を開 け な い よ う にす る こ と に よ り 、 フ ィ ルム の包装過程ま た は延伸過程 で フ ィ ノレムカ《避 け る こ と 力; '防止 さ れ る 。
[0099] 原反 と し て こ の よ う な穴あ き フ ィ ル ム 4 0 を用 い た場 合、 2 軸延伸 さ れ る こ と に よ り 穴 4 2 は広げ ら れ る 。 そ し て、 フ ィ ル ム の通気密度が高 く な り 通気性が良 く な る 。 こ の よ う な広げ ら れた穴 4 2 を有す る 穴あ き フ ィ ルム 4 0 は、 通気性や大 き な透湿性を要求 さ れ る も の や結露を 嫌 う も の 、 例え ば野菜や果物な ど の荷物を包装す る の に 適 し てい る 。 ま た、 巻 き 付け回数が少な く て済み、 少 し の穴で も 有効であ る 。 さ ら に、 延伸過程での フ ィ ル ム に 巾 方向の収縮が少な い。 し たが っ て、 広 巾 包装 に な り 、 包装時間が短縮 さ れ る ばか り で な く 原料 フ ィ ル ム が少な く て省 コ ス 卜 で、 廃棄物処理量 も 少な い。
[0100] 第 7 図 は 、 添加物入 り フ イ ノレ ム 4 4 の平面図を示す。 第 8 図 は添加物入 り フ ィ ル ム 4 4 の断面図を示す。 4 6 は添加物を示す。 添加物入 り フ ィ ル ム 4 4 は、 そ の製膜 時 に原料ポ リ マ ー に潜在的な異物 と な る 無機微粉末 ( フ イ ラ 一 ) や発泡剤な どの添加物を加え た も ので あ る 。 添 加物入 り フ ィ ル ム 4 4 は、 延伸過程ま た は延仲後 に お い て添加物 4 6 が核 と な り フ ィ ルム に穴が開 け ら れ る 。 穴 力《開け ら れた フ ィ ノレム 4 4 は上記の穴あ き フ ィ ノレム 4 0 と 同様の作用効果を示す。 こ こ で用 い ら れる 穴開 け に使 用 さ れ る 添加物 と し て は、 微粉末状の炭酸カ ル シ ウ ム 、 炭酸マ グネ シ ウ ム 、 タ ノレ ク 、 酸化チ タ ン 、 力 一 ボ ン ブラ ッ ク 、 ゲ イ 酸、 ゲ イ 酸カ ル シ ウ ム 、 ゲ イ 酸ァ ノレ ミ ニ ゥ ム 、 ァ ノレ ミ ナ 、 カ オ リ ン ク レ 一 、 珪藻土、 ガ ラ ス粉末、 各種 顔料な どが使用 さ れ る 。 こ れ ら添加物 と し て は、 無機粉 末が多 く 使用 さ れる が、 フ ィ ルム組成の ポ リ マ ー と の親 和性を高め る 目 的で、 ジ ォ ク チ ノレ フ 夕 レ ー ト 、 グ リ セ リ ン な どの可塑剤ゃ ジ メ チ ノレ ス ル ホ ア ミ ド な どの溶剤を併 用す る こ と も あ る 。
[0101] 第 9 図 は、 溝付 き フ ィ ル ム 4 8 の斜視 ^!を示す。 溝付 き フ イ ノレ ム 4 8 は、 厚肉の 凸条部 5 0 と 薄肉の 凹条部 5 2 を交互に並べた フ ィ ル ムで あ る 。 凸条部 5 0 と ΡΠ条部 5 2 と は、 フ ィ ルム 4 8 の 巾方向 に対 し所定の角度を す る 方向 に並べ ら れてい る。 第 1 0 図に示すよ う に、 溝 付 き フ ィ ルム 4 8 を 巾方向 に ョ コ 延伸す る と 凹
[0102] 条部 5 2 の一部が裂け、 ネ ッ ト 状 と な る 。 ネ ッ ト 状 と な つ た フ ィ ノレム 4 8 は上記の穴あ き フ ィ ルム 4 0 と 同様の 作用効果を示す。
[0103] 原反 と し て、 フ イ ノレ ム でな く ネ ッ ト を用 い て も 良 い。 第 1 1 図 A は、 格子状ネ ッ 卜 の例であ る 。 こ の ネ ッ ト を 夕 テ延伸 と ョ コ 延伸を組合わせて使用 し て も よ い。 第 1 1 図 B は菱型ネ ッ 卜 の例で、 少 し拡幅 し て示 し てあ る 。 こ の例 は、 ョ コ 糸成分の無い例であ る 。 こ の例 は、 タ テ 糸を そ の ま ま か少 し 拡幅すれば菱型形状や平行 PH辺形形 状を示すネ ッ 卜 の例で あ る 。 こ の ネ ッ ト を 夕 テ延伸 と 拡 幅工程を組合わせて使用 し て も よ い。 ネ ッ 卜 の場 台、 糸 が交差す る 点が太 く な る ケ ー ス も あ る が、 実用 的 に 支障 がな い場合が多 い。
[0104] 原反ネ ッ ト と し て は、 一体押出 し 法に よ る ネ ッ 卜 が好 ま し いが、 フ ィ ラ メ ン ト やテ ー プを編織 し た も の も 使用 で き る 。 原反ネ ッ ト を構成す る 糸状成分 は、 未延伸 も し く は延伸 さ れてい て も 、 さ ら に 延伸が可能でな ければな ら な い。 ネ ッ ト の形態 と し て は、 上述 し た 夕 テ糸成分 と ョ コ 糸成分か ら な る 格子状 ネ ッ 卜 と 、 ョ コ 糸成分が実質 的 に存在せず、 タ テ糸成分 も し く は斜め糸成分か ら な る 菱形ネ ッ ト と に大別で き る 。 格子状 ネ ッ ト は ョ コ 糸成分 があ る た め に、 拡幅はで き ず、 巾方向 に広げ る に は、 .ョ コ 延伸が必要であ る 。 いずれに し て も 、 拡幅ゃ ョ コ 延伸 を ffl い る こ と に よ り 、 狭い原反ネ ッ 卜 よ り 広 巾 で通気性 の よ い包装が可能に な っ た。 原反が菱形状ネ ッ ト 状で あ る 場合は、 タ テ延伸お よ び拡幅を組み合わせて使用す る 。 夕 テ延伸 と 拡幅 は いずれを先に行 っ て も よ く 、 あ る い は 延伸過程で拡幅を行 っ て も よ い。 菱形ネ ッ ト は ョ コ 糸成 分が無い た め に、 タ テ延伸 に よ り 構成す る 成分を ほ ぼす ベて延伸で き 、 拡幅 も 容易であ る 。 菱形ネ ッ 卜 に ョ コ 延 伸 を行い、 拡幅 と 構成 フ ィ ラ メ ン 卜 の若干の 延伸 を行 う こ と も で き る 。 ネ ッ 卜 の場合の延伸手段ゃ拡幅手段 は フ イ ル ム の延伸 ゃ拡幅に使用 さ れた方法が使用で き る 。 ネ ッ ト の延伸手段 と し て、 本発明人 ら の先発明で あ る 特開 昭 6 2 — 9 7 8 2 5 号や特開昭 6 2 — 9 7 8 2 9 号な ど 力 あ る 。
[0105] 原反 と し て、 フ ィ ル ム でな く 不織布を用 い て も 良い。 第 1 2 図 は、 多数の フ ィ ラ メ ン 卜 が絡み合い やエ ン ボス、 あ る い は接着な どで交絡 し てい る 不織布の例であ る 。 こ れ ら の フ ィ ラ メ ン ト は、 や は り 夕 テ延伸、 ョ コ 延仲 あ る い は拡幅を組合わせて使用 さ れ る 。 用 い る 不織布 は スパ ン ボ ン ド不織布の よ う に ラ ン ダム フ ィ ラ メ ン ト カ、 ら な る 不織布で も よ いが、 未配向 フ ィ ラ メ ン 卜 の一方向配列 フ イ ラ メ ン ト が特に適す る 。 こ れ ら の不織布を少な く と も 一方向 に延伸 し て、 延伸 に よ っ て生 じ る 収縮張力で荷物 を保持す る 。 こ れ ら 不織布の延伸手段ゃ拡幅手段 も 、 フ イ ル ム の延伸ゃ拡幅 に使用 さ れた方法が使用で き る 。 不 織布に よ る 包装は、 特別な穴開け装置を使用す る こ と 力;' 無い。 ま た、 微細な穴を多数開けた の と 同様な効果があ る ばか り でな く 、 包装が美的 に優れ意匠効果 も あ る 。
[0106] 次に、 添付の第 1 3 図〜第 2 6 図を参照 し て、 こ の発 明 の第 2 の実施例お よ びそ の変形例を説明す る 。 第 1 3 図 は側面図、 第 1 4 図 は平面図であ る 。 ロ ー ル状に巻力、 れて い る 原反フ ィ ル ム 1 0 1 ( フ ィ ル ム 巾 w l ) は、 架 台 1 0 2 に立てて置かれてい る 。 フ ィ ルム は、 ほぼ一定 張力で繰出 さ れて (繰出 し速度 v l ) 、 上下に 配置 さ れ た延伸 プー リ 1 0 3 a , 1 0 3 b に導かれ る 。 第 1 4 図 で、 原反 フ ィ ル ム を立て る 架台 1 0 2 は、 装置 フ レ ー ム の外 の位置 に描い てあ る が、 原反 ロ ー ルをセ ッ ト し た の ち 、 フ レ ー ム 内 に あ る 架台 1 0 2 を支え て い る 支点 (図 示 し てい な い ) を回転 さ せて、 フ レ ー ム 内 に納め よ う に で き る 。 駆動装置 1 0 4 の 回転をべベ ルギア 1 0 5 a , 1 0 5 b に よ っ て回転方向を変換 し 、 タ ー ン プー リ 1 0 6 a , 1 0 6 b を回転 さ せ る 。 こ の駆動 さ れて い る 夕 一 ン プ ー リ 1 0 6 a , 1 0 6 b に よ っ て ベ ノレ ト : L 0 7 a , 1 0 7 b を駆動す る 。 こ のべノレ 卜 に よ っ て、 延伸 プー リ 1 0 3 a , 1 0 3 b は回転 し て い る (回転速度は v 2 ) 。 繰出 し 張力で、 若干延伸 し てか ら 延伸 プー リ に到達 し て も良 い ( v l く v 2 ) 0
[0107] 原反 フ イ ノレム 1 0 1 は、 延伸 プー リ 1 0 3 a , 1 0 3 b の一番狭 く な つ た と こ ろ で、 循環ベル ト 1 0 7 a , 1 0 7 b に よ っ て両耳端部を把持 さ れ る 。 こ の両端を把持 さ れた フ ィ ル ム の グ リ ッ プ間の距離を w 2 と す る 。 両端 を把持 さ れた フ イ ノレ ム は、 延伸 プー リ 1 0 3 a , 1 0 3 b の半円周上の末広が り 軌道に よ り 、 上下に 巾 方向 に 延 仲 さ れ る 。 延伸 さ れた フ ィ ル ム は、 末広が り 軌道の ほぼ —番広が っ た部分 (両端 グ リ ッ プ間距離 w 3 ) で、 ベル 卜 と プー リ 間の把持を離れ、 ョ コ 延伸 フ イ ノレ ム 1 ϋ 8 ( フ イ ノレ ム 全体 巾 w 4 ) と な る 。 こ の ョ コ 延伸過程で は、 通常加熱は必要でな い こ と が多 い。 延伸 プ ー リ の径を ぁ ま り 大 き く 取れな い場合 は、 プー リ に 沿 っ た フ ィ ル ム の 軌跡よ り 、 中央部を走行す る フ ィ ル ム の軌跡が短 い。 し た力く つ て、 フ ィ ル ム の 中央部に未延伸部が残 る 。 パ レ ッ ト 包装の場合は、 多少の延伸 ム ラ は問題 に な ら な い。 し か し 、 あ ま り 中央部の未延伸部の残 る 程度が激 し い場 は、 延伸過程初期 に、 赤外線 ヒ ー タ 1 0 9 な どで、 フ ィ ルム 中央部を加熱す る こ と に よ っ て、 延伸 を均一にす る こ と がで き る 。 ま た、 ョ コ 延伸過程で、 延伸倍率が上が つ て く る に し た力 い、 フ イ ノレム 中央部 に タ テ 向 の収縮 力が働 き 、 第 】 4 図の点線 f の よ う に、 垂れ下が る 。 こ の f の よ う な垂れ下が り が極端 に な る と 、 や は り 中央部 が延伸 さ れず、 延伸 ム ラ に な る 。 そ こ で、 延伸 プー リ 1 0 3 a , 1 0 3 b の外径 と ほぼ等 し く な る よ う に、 自 由 回転可能な ガイ ド タ ー ン 口 一 ノレ 1 1 0 — 1 , 1 1 0 — 2 , 1 1 0 - 3 , … を設け、 点線 f の よ う な垂れ下力 り を防 止 し 、 均一延伸がで き る よ う に し てい る 。
[0108] ョ コ 延伸 プー リ 1 0 3 a , 1 0 3 b の末広力 り 軌道の 最大に広力《 つ た部分の近傍に、 2 本の タ テ延伸用 ロ ー ル 1 1 1 a , 1 1 1 b 力 立ててセ ッ ト さ れてい る 。 1 1 1 に は延伸張力 を保持す る た め に、 別にニ ッ プす る ロ ー ルを設けて も よ い。 1 1 l b は、 駆動装置 4 よ り ラ イ ン シ ャ フ 卜 で、 駆動 さ れて い る 。 ロ ー ノレ 1 1 1 a の表面速 度 ( v 3 ) と ロ ー ル 1 1 1 b の表面速度 ( v 4 ) の差 は 、 ギア 1 1 2 & と 1 】 2 b ( こ れは図示 さ れてい な い ) の ギア 比に よ っ て決め ら れ る 。 。 ロ ー ル 1 1 1 a , 1 1 1 b で タ テ延伸 さ れた フ ィ ルム 1 1 3 は張力制御ダ ン サ一 ロ ー ル 1 1 4 に よ っ て、 一定張力で貨物 1 1 5 に速度 V 5 で巻 き 付け ら れ る 。 一定張力 にす る に は、 ダ ン サ ー 口 ー ルの動 き をエ ア 一 シ リ ン ダゃ ス プ リ ン グま た は マ グ ネ ッ ト な どで一定張力 に 保つ機構や、 電気式 ま た は機械式 の テ ン シ ョ ン コ ン ト ロ ー ラ を使用 す る こ と も で き る 。
[0109] タ ー ン テ 一 ブ ノレ 1 1 6 上 のノヽ。 レ ツ ト 1 1 7 に 、 一つ 一 つ の荷物 ( 1 1 8 — 1 , 1 1 8 — 2 , 1 1 8 — 3 , ·" ) が集積 さ れた貨物 1 1 5 が載せ ら れて い る 。 貨物 1 1 5 の上面に は、 上当 て フ イ ノレム 1 1 9 力《置 い て あ る 。 タ ー ン テ ー ブ ル 1 1 6 は、 モ 一 夕 1 2 0 に よ っ て駆動す る 。 こ の貨物 1 1 5 の側面全体 に フ ィ ル ム 1 1 3 を巻 き 付 け て い く こ と に よ り 、 貨物 1 1 5 を一体的 に 包装す る 。
[0110] 図示 し て は い な いが、 貨物の上部よ り 自 由 回転す る 平 面を押 し 当 てて、 貨物の 回転 に よ る 荷崩れを防止す る 装 置を用 い て も よ い。
[0111] タ ー ン テ ー ブル 1 1 6 は、 一定回転速度で回す。 貨物 1 1 5 は通常四角 であ り 、 角 の部分 h と フ ラ ッ 卜 な部分 i で は 、 巻 き 付け ら れ る フ イ ノレ ム 1 1 3 の速度 は変化 し 、 h の部分で は早 く 、 i の部分で は遅い。 こ の速度変 化 に よ る テ ン シ ョ ン の変化 は ダ ン サー ロ ー ノレ 1 1 4 の移動 に よ り 吸収で き る 。 タ ー ン テ ー ブルの 回転速度を運転初期 で は遅 く 、 次第 に速 く す る 場合な どで、 ダ ン サ ー ロ ー ル だ けで は吸収で き な い場合は、 ダ ン サ ー 口 一 ノレ の位置を 感知 し て、 駆動装置 1 0 4 の速度を変化 さ せて追随 さ せ る 。 ま た 、 貨物の h と i の部分の速度がほぼ一定に な る よ う に、 タ ー ン テ ー ブル 1 1 6 の駆動装置 1 2 0 を制御 す る 方式 も あ る 。 ま た 、 簡便 に 夕 一 ン テ 一 ブルの 回転を ト ル ク モ ー タ で行 う こ と も あ る 。
[0112] 延伸 さ れた フ ィ ル ム の 巾が、 荷物の高 さ よ り 狭い場合 は、 タ ー ン テー ブルの荷物を回転 し なが ら上下に移動 さ せて延伸 フ ィ ル ム を巻 き 付けて い き 、 荷物の側面全体を 包装す る こ と も で き る 。 延伸装置全体を上下に動か し て も よ い。 ただ し 、 延伸装置全体を上下 に動かすよ り 、 タ 一 ン テ一 ブルを動かすほ う が機構が簡単であ る 。
[0113] フ ィ ルム の延伸倍率は、 次の よ う に定義で き る 。
[0114] 装置の ョ コ 延伸倍率 N m と 、 フ イ ノレ ム 全体巾 と し て、 実質的 に延伸 さ れた ョ コ 延伸倍率 N p は、 以下の式で示 さ れ る 。
[0115] 装置 ョ コ 延伸倍率 N m = w 3 Z w 2
[0116] 実質 ョ コ 延伸倍率 N p = w 4 / w 1
[0117] ただ し 、 w 】 は原反 巾 、 w 2 は プー リ 入口 での フ ィ ル ム の ダ リ ッ プ間 巾 、 w 3 はプー リ 出 口での延伸 フ ィ ルム の グ リ ッ プ間 巾 、 w 4 は荷物 に巻 き 付 け ら れ る 際の フ ィ ル 厶 の 巾 であ る 。
[0118] タ テ延伸 ロ ー ノレ 1 1 1 a と 1 1 1 b に よ る 装置 ロ ー ル タ テ延伸倍率 M r と 、 フ ィ ルム の綠出 し か ら 荷物への巻 き 付け ま での ¾質 タ テ延伸倍率 M p は、 次に よ う に ^ さ れ る 。
[0119] M r = v 4 / v 3
[0120] M p = v 5 / v l
[0121] ただ し 、 V 1 は フ ィ ル ム綠出 し 速度、 V 3 , V 4 は 夕 テ延伸 ロ ー ル の表面速度、 V 5 は フ ィ ル ム を荷物 に 巻 き 付 けて い く 速度であ る 。
[0122] ト ー タ ルの面積延伸倍率 X は、 次の よ う に表 さ れ る 。
[0123] X = M p X N p
[0124] = ( w 4 X V 5 ) / ( w 1 X V 1 )
[0125] こ の第 2 の実施例 は、 面積延伸倍率 X を有効に大 き く で き る 簡便な 延伸装置を提案す る も のであ る 。 そ の有力 な 手段 と し て、 ョ コ 延伸装置 に近接 し て、 タ テ延伸 ロ ー ルを設置 し て い る 。 し 力、 も こ の タ テ延伸手段は、 ロ ー ル 間を近接 さ せて延伸す る 近接延伸手段であ る 。 こ の こ と を さ ら に 明確にす る た め に、 第 1 4 図の タ テ延伸装置 の 部分を拡大 し て第 1 5 図 に示 し た。 ョ コ 延伸装置 と 夕 テ 延伸装置間の距離 L を短 く で き れば、 こ の 間で タ テ延伸 す る こ と も で き る 。 し 力、 し 、 特に有効な の は、 タ テ延伸 ロ ー ル間距離 g で近接 夕 テ延伸す る こ と であ る 。 こ れに よ り 、 ョ コ 巾収縮を最小限に防止 し つつ 夕 テ延伸 し て、 小 さ な ョ コ 延伸倍率 M p と タ テ延伸倍率 M p に お い て、 面積延伸倍率 X を最大にで き る 簡便な延伸手段を爽現す る こ と 力《で き る 。 ま た 、 ョ コ 延伸倍率 N p は、 与え ら れ た原反 フ ィ ル ム 巾 w l 力、 ら 、 荷物 1 1 5 の側面の 全面を 覆 う た め に 荷物の 高 さ よ り 広い 巾 に延伸で き る よ う な ョ コ 延伸倍率でな ければな ら な い。 こ の距離 L の値 と し て は、 で き る だけ短い ほ う がよ く 、 8 0 0 m m 以下、 望 ま し く は 2 0 0 m m以下 と す る 。 距離 L を 8 0 0 m m 以下 に す る こ と に よ り 、 ョ コ 延伸後の フ ィ ルム の 巾 方 向 の収 縮率を 1 0 〜 2 0 % ( フ ィ ル ム の種類に よ る ) の範囲 に で き る 。 ま た、 距離 L を 2 0 0 m m以下 にす る こ と に よ り 、 収縮率を 1 0 %以下 にす る こ と がで き る 。 距離 L が 8 0 0 m m以上で は、 収縮率力 < 2 ϋ % を越え、 ョ コ 延仲 の効率が悪い。
[0126] ョ コ 延伸 プー リ 1 0 3 a , 1 0 3 b と 1 1 1 a 間で タ テ に延伸 し て も よ い。 し 力、 し 、 タ テ延伸の 延伸間距離 g 力く短 く で き る 1 1 1 a , 1 1 1 b 間で タ テ に延伸す る ほ う が、 巾 方向の収縮率が小 さ い。 延伸間距離 g は、 短い ほ ど 巾 の収縮が小 さ い力《、 あ ま り 短い と 、 ¾初の フ ィ ル ム通 し の 際や、 ロ ー ルに フ ィ ノレムが巻 き 付い た 際の処理 な どの作業性が悪 く な る 。 し た力《 つ て、 g の値 と し て は、 2 0 0 m m以下、 望ま し く は 5 0 m m以下で 5 m m 以上 力 望ま し い。
[0127] こ の第 2 の実施例の特徴の 1 つ は、 貨物 1 1 5 の高 さ が変わ っ た 際、 延伸倍率を変え る こ と がで き る こ と であ る 。 こ れ に よ り 、 巻 き 付け る フ ィ ル ム 巾 w 5 が貨物の高 さ よ り 大 き く な る よ う に、 し 力、 も大 き く な り 過 ぎて フ ィ ノレ ム の無駄がな い よ う に調節で き る 。 延伸倍率は、 延伸 プー リ 1 0 3 a , 1 0 3 b の開 き 角度を変え る こ と 、 プ — リ の入 口 ま た は 出 口でフ ィ ル ム の把持す る 位置を変え る こ と な どで、 簡単 に変 が可能であ る 。 こ れは、 こ の よ う な簡便な ョ コ 延伸装置な ら で は の特徵であ る 。
[0128] 第 1 6 図は、 こ の実施例 に お け る ョ コ 延伸の倍率を変 え る 機構を示す。 プー リ : L 0 3 a , 1 0 3 b の そ れぞれ の軸 1 2 1 a , 1 2 1 b は 、 轴受 1 2 3 a , 1 2 3 b に 回転可能に軸支 さ れて い る 。 フ レ ー ム 1 2 2 に は 円弧状 の長穴 1 2 5 a 〜 : I 2 5 d カ<開 け ら れて い る 。 軸受 1 2 3 a , 1 2 3 b は 、 こ の長穴 ; 1 2 5 a 〜 1 2 5 d を貫通 す る ボル ト 1 2 4 a 〜 1 2 4 d で フ レ ー ム 1 2 2 に 同定 さ れて い る 。 ボノレ ト 1 2 4 a 〜 1 2 4 d を緩め、 長穴 1 2 5 a 〜 1 2 5 d に沿 っ て移動 し 、 再 び締め る こ と に よ り 、 軸受 1 2 3 a , 1 2 3 b の角度を変え る こ と がで き る 。 こ れに よ り 、 軸 1 2 1 a , 1 2 1 b の角度を変え 、 プー リ 1 0 3 a , 1 0 3 b の開 き 角 を変え て、 延伸倍率 を変え る こ と 力《で き る 。
[0129] な お、 延伸倍率を変え る 機構は第 1 6 図の機構に 限 ら な い。 第 1 7 図 は、 フ ィ ルム の延伸倍率を変え る 別の例 を示す。 プー リ 1 0 3 a , 1 0 3 b に フ イ ノレ ム を導入す る iS'前の ロ ー ラ 1 2 6 は、 そ の位置を変え る こ と がで き る 。 例え ば、 ロ ー ラ 1 2 6 を位置 1 2 6 a 力、 ら 位置 1 2 6 b に移動すれば、 プー リ 1 0 3 a , 1 0 3 b 力く フ ィ ル ム を把持す る 位置が位置 X か ら 位置 Y に変わ る 。 こ れに よ り 、 フ ィ ルム の延伸倍率を変え る こ と がで き る 。
[0130] 延伸 プー リ と ベル ト は、 第 1 8 図 A の よ う な 、 V ブー リ 1 3 0 と それに嵌合す る V ベル ト 1 3 1 (両面 V ベル ト で も良 い) を使用す る のが一般的であ る 。 し か し 、 ベ ル ト は、 溝に嵌合す る も ので あ れば、 どん な形のベル ト で も 使用で き る 。 ま た 、 第 1 8 図 B の複数の溝を持つ プ ー リ 1 3 2 を使用 し、 ベル ト も 複数本 ( 3 3 , 1 3 4 ) 通 し て、 多重 に グ リ ッ プ し て も よ い。 こ れは、 延伸張力 の大 き な フ ィ ル ムで は有効で あ る 。 ま た 、 延伸張力が小 さ い場合 は、 平ベ ル ト と 平プー リ で も使用可能で あ る 。 第 1 8 図 C の よ う に平ベル ト 1 3 5 と 平プー リ 1 3 6 に 特殊な 凹凸加工を施 し て、 把持力を高め る 手段 も 有効で あ な
[0131] 笫 1 9 図 に、 ョ コ 延伸用 回転円盤の別の 例を示す。 こ の よ う な 円盤 1 4 0 の周 囲 に多数個の押圧具 1 4 1 — 1 , … , 1 4 1 一 n を持 っ た ョ コ 延伸 円盤 も使用で き る 。 こ の 図で は ス プ リ ン グ 1 4 3 — 1 で押圧具 1 4 1 — 1 を押 し て、 下の 円盤 1 4 4 と の間で フ ィ ルム 1 4 2 を把持す る 。 こ の 円盤に は、 回転 し な い底板 1 4 5 力く着いてい る 。 こ の底板 1 4 5 の 円周 に あ る リ ブ 1 4 6 の長 さ が長い と き は、 ス プ リ ン グが働い て フ イ ノレム を把持で き る 。 フ ィ ルム を離す位置で は リ ブは リ ブ 1 4 6 ' の よ う に短 く な つ てお り 、 ス プ リ ン グの押圧が働かな い よ う に な つ てい る 。 こ の 図で は、 ス プ リ ン グを使用 し てい る が、 エ ア ー シ リ ン ダに よ る 空気圧に よ っ て も 把持す る こ と がで き る 。 こ の 種の ョ コ 延伸装置は、 特公昭 6 3 — 4 4 0 4 9 号に も 開示 さ れて い る 。
[0132] 第 2 0 図 に、 別の 円盤の例を示す。 こ れは、 円盤 1 4 7 の周 囲 に多数個の針状の ピ ン 1 4 8 — 1 , 1 4 8 - 2 , 1 4 8 - 3 , … を持 っ た ョ コ 延伸 円盤であ る 。 こ れ ら の ピ ン を フ ィ ル ム の両耳端部を引 っ 掛け て把持 し 、 上下の 円盤の末広が り 軌道で上下に 延伸す る こ と も で き る 。
[0133] 本実施例の 円盤に よ る ョ コ 延伸 の機構 は、 簡便であ る 。 こ の機構で は、 円盤の周 に沿 っ た両耳端部の フ ィ ルム の 走行す る 軌跡 と 、 両円盤の 中央部の軌跡を比較す る と 、 中央部が短い。 短い と フ ィ ル ム 中央部が厚 く な る 傾向 を 免れな い。 円盤の径を大 き く し て い く と こ の差 は小 さ く な る が、 あ ま り 大 き な 円盤は簡便な ョ コ 延伸装置 と し て 適当でな い。 そ こ で 、 こ の 中央部の軌跡の行路差を少 し で も長 く す る た め に、 第 1 3 , 1 4 図の フ ラ ッ 卜 であ つ た ガイ ド タ ー ン 口 一 ノレ 1 1 ϋ 一 1 , 1 1 0 — 2 , … の 、 少な く と も そ の一部の ロ ー ルを、 第 2 1 図の よ う な 中高 の タ イ コ ロ ー ノレ 1 4 9 にす る と よ い。 こ の中高の タ イ コ ロ ー ノレ 1 4 9 の 中央部 は 、 円盤外周 よ り 外に 出 る よ う に す る こ と に よ り 、 こ の軌跡の行路差を小 さ く で き る 。
[0134] ま た、 ス ト レ ッ チ フ イ ノレ ム を、 ョ コ 延伸 し た場合、 ネ ッ キ ン グ的 に延伸 さ れ、 未延伸部が帯状 に残 る 例が多 い。 ス ト レ ッ チ包装の場合、 未延伸部が多少残 っ て も 、 実用 に支障がな い こ と が多 い。 し 力、 し 、 未延伸部が一部 に偏 る と 、 荷物の結束力 に場所に よ り ム ラ がで き 、 それが支 障に な る こ と 力《あ る 。 そ こ で、 第 2 2 図の よ う に末広力;' り 軌道を作 る ョ コ 延伸 円盤 1 5 0 a , 1 5 0 b でで き る 末広が り 軌道中 に 、 リ ン グ状ガイ ド コ ロ 1 5 3 — 1 , 1 5 3 - 2 , 1 5 3 - 3 , … を設 け る と 良い。 こ れ ら の リ ン グ状ガイ ド コ ロ 1 5 3 — 1 , 1 5 3 - 2 , 1 5 3 - 3 , … は、 ョ コ 延伸 さ れ る フ イ ノレ ム 1 5 1 を案内す る ガ イ ド タ ー ン ロ ー ル 1 5 2 — 1 , 1 5 2 - 2 , 1 5 2 — 3 に設 け ら れ、 延伸の末広が り 軌道に沿 っ て並べた も ので あ る 。 そ う す る こ と に よ り 、 ョ コ 延伸 さ れた フ ィ ルム 1 5 1 の 未延伸部 1 5 4 — 1 , 1 5 4 — 2 , 1 5 4 - 3 , … が つ イ ルム 巾全体に広力 り 、 ほぼ規則的 に分布す る よ う にす る こ と 力 で き る 。 ま た、 こ の第 2 2 図で は、 ガイ ド用 コ 口 はすべて同 じ 径であ る が、 両端の延伸用 円盤に近い部 分の ガ イ ド用 コ 口 よ り も 中央部の コ ロ を径を大 き く し て、 第 2 1 図の中高 ロ ー ル と 同 じ効果を持たす こ と もで き る 。
[0135] 上下に配置 さ れた一対の ョ コ 延伸用 回転円盤は、 第 1 3 > 1 4 図では同一径の 円盤を中心に対 し 対称に配置 し て あ る が、 径の異な る 円盤を非対称に配置す る よ う に し て も よ い。 第 2 3 図 はそ の例であ る 。 下の 円盤 1 5 5 b は、 地面に水平に配置 さ れてお り 、 上の 円盤 1 5 5 a は 傾斜 し て設置 さ れて い る 。 上の 円盤 1 5 5 a は下の 円盤 1 5 5 b よ り 径が大 き い。 こ の よ う に配置す る こ と に よ り 、 重い原反フ ィ ル ム を、 低い位置 に設置す る こ と がで き る 。 ま た、 延伸倍率を変化 さ せ る 場合、 原反の 位置や 円盤 1 5 5 b は動かす こ と 無 く 、 1 5 5 a の傾斜の み変 化 さ せれば良い。
[0136] ョ コ 延伸 さ れた フ ィ ル ム は、 ョ コ 延伸直後や そ の後の タ テ延伸過程や そ の前後で、 巾方向 の収縮が大 き い。 そ の場合、 こ の収縮を小 さ く す る 目 的で、 ョ コ 延仲 01後や タ テ延伸過程やそ の前後に、 適当な拡幅手段 ( 巾収縮防 止手段) を設け る と 良い。 第 2 4 図 は、 そ の よ う な 巾 収 縮防止手段 と し て、 ョ コ 延伸装置の 出 口 に コ マ を設 け た 例を示す。 原反 1 6 0 は ネ ッ 卜 であ る 。 こ の ネ ッ 卜 1 6 ϋ は、 ハの字型の末広力く り 軌道に gd置 さ れた ピ ン 型 ョ コ 延伸 円盤 (円盤は例え ば第 1 9 図 に示 し た) 1 6 1 a , 1 6 1 b の 円周上の多数の ピ ン 1 2 に 引 っ 掛け ら れ把 持 さ れて、 ョ コ 延伸 さ れ る 。 そ し て、 ョ コ 延伸 ネ ッ ト 1 6 3 と さ れ る 。 こ の ョ コ 延伸 円盤を出 た 直後 に タ ー ン 口 — ノレ 1 6 4 ( フ リ ー 回転で も駆動回転で も 良 い ) 力くあ り 、 そ の表面の フ ィ ル ム の両耳端部が く る 場所に側面が截頭 円錐形を し て い る コ マ ( テ ーパ型回転子) 1 6 5 a , 1 6 5 b を設置す る 。 こ の コ マ は 内部にベア リ ン グを入れ て S 由 に 回転で き る よ う に し て も良 い力《、 タ ー ン ロ ー ル 1 6 4 に 固着 し て い て、 タ ー ン ロ ー ル 1 6 4 の 回転 と 同 —回転で も良い。 コ マ 1 6 5 a , 1 6 5 b は、 径力;'大 き い方力《 フ ィ ノレ ム の端部に な る よ う に 図の よ う に配置す る 。 こ の タ ー ン ロ ー ノレ 1 6 4 は、 夕 テ延仲 ロ ー ルの最初の 1 本を使用 し て も 良い。 こ の コ マ 1 6 5 a , 1 6 5 b は、 フ ィ ル ム の 巾 の収縮防止に効果が大 き く 、 巾収縮を 1 0 %近 く 防止で き る 場合があ る 。 第 2 4 図で は、 ピ ン 型回 転円盤 と ネ ッ ト を例 に と っ たが、 他の 延伸用 回転円盤で も 、 他の フ ィ ル ム で も 同様であ る 。 な お、 コ マ 1 6 5 a , 1 6 5 b の代 り に通常の エキ ス ノ、。 ン ダ一 口 一 ノレや、 ク ロ ス ガイ ダ一 や、 湾曲バー な どを用 い て も 良 い。
[0137] 第 2 5 図 は、 別の タ イ プの 巾 方向収縮手段の例で あ る 。 第 2 5 図 A は、 弓 形の湾曲バ ー 1 6 6 に多数の截頭円錐
[0138] 新た な甩紙 形の コ マ 1 t> 7 を設け た例であ る 。 こ の コ マ 1 6 7 の一 つ一つ に は、 内部にベア リ ン グが入 っ てお り 、 β ώ に in] 転で き る 。 こ の 弓形の湾曲 の方向 は、 図の矢印の よ う に、 フ イ ノレム の流れ る 方向 に湾曲 し てい る 。 第 2 5 図 B は一 つ の コ マ 1 6 7 の断面で あ る 。 コ マ 】 6 7 の 内部に はべ ァ リ ン グ 1 6 8力く入 っ てい る 。 第 2 4 図や第 2 5 図の 巾 収縮防止手段は、 第 2 3 図の よ う に ョ コ 延伸 直後が 効 であ る が既述 し た よ う に 、 ョ コ 延伸 円盤 と タ テ延伸 ロ ー ルが近接 し てい る ので、 夕 テ延伸直後 に設置 し て も 、 収 縮防止効果はあ る 。
[0139] な お、 第 1 3, 1 4 図の よ う に フ ィ ル ム を上下方向 に ョ コ 延伸す る の でな く 、 フ ィ ノレム を水平に し て ョ コ 延伸 し 、 包装す る よ う に し て も良い。 第 2 6 図 は、 こ の よ う な装置の例であ り 、 ロ ー ル巻 き 荷物 1 7 0 を包装す る装 置の例であ る 。 こ の装置で は、 ロ ー ル軸: £を中心に荷物 を回転 さ せ、 表面に延伸 フ ィ ル ム を巻 き 付け て包装す る 。 第 2 6 図 Α は、 ロ ー ル状荷物 1 7 0 の包装装置の平面図 であ る。 原反 1 7 1 を延伸用 回転円盤 1 7 2 a , 1 7 2 b ( こ れは煩雑 さ を避 け る た め に簡単に示 し てあ る が、 第 1 3 図の プー リ と ベル ト か ら な る 延伸用 回転円盤で も 、 第 1 9 図の ダ リ ッ パ ー型で も 、 第 2 0 図の多数の ピ ン を 植え た延伸用 回転円盤で も よ い) で ョ コ に延伸 さ れ る 。 ョ コ 延仲 さ れた フ イ ノレ ム は 、 夕 テ延伸 ロ ー ノレ 1 7 3、 1 7 4 間で 夕 テ延伸 さ れ る 。 荷物 1 7 0 は、 架台 1 7 5上 でモ ー 夕 1 7 6 に よ り 回転 さ れ る カ ツ プ リ ン グ 1 7 7 b お よ びべァ リ ン グが入 っ て 自 由 に 回転す る カ ツ プ リ ン グ 1 7 7 a で支持 さ れて、 回転す る 。 こ の荷物 1 7 0 に 延 伸 フ イ ノレム を巻 き 付け る 。 第 2 6 図 A は セ ン タ ー ド ラ イ ブの巻 き 付け方式を示す。 第 2 6 図 B はサ ー フ ヱ イ ス ド ラ イ ブの場合の巻 き 付け装置を示す。 ロ ー ル 1 7 8 a , 1 7 8 b に 口 一 ノレ状荷物 1 7 0 力 載せ ら れて い る 。 そ の ロ ー ル 1 7 8 a , 1 7 8 b の少な く と も 片方 は駆動 さ れ て回転 し て い る 。 そ の ロ ー ルの 回転に よ り 荷物 1 7 0 力《 回転 し 、 延伸 フ イ ノレム 1 7 9 を巻 き 付け て い く 。 ロ ー ル 1 7 8 a , 1 7 8 b の 間 にべノレ ト を渡 し て、 そ の上に球 状や円筒状の荷物 (例え ば牧草) を載せて包装す る こ と も で き る 。 こ の よ う な タ ー ン テ ー プノレや、 セ ン タ 一 ド ラ イ ブゃサ ー フ ユ イ ス ドラ イ ブな どで荷物を包装す る こ と は業界で良 く 行われて公知であ るが、 本発明 の ョ コ 延伸 装置 と 組み合わせ る こ と に よ り 、 フ ィ ル ム 巾 が広 く な り 、 巻 く 回数が少な く な る ば力、 り でな く 、 フ ィ ルム の使用量 も 画期的 に減 り 、 時間 と 資源の節約 に な る 。
[0140] 本実施例の ョ コ 延伸装置 と し て の 円盤型延伸装置 は、 立体的 に空間を使用 で き る 。 し た が っ て 、 コ ン パ ク 卜 に な り 、 装置床面積を小 さ く で き る 。 ま た、 両耳端部を把 持 し て延伸す る の で 、 延伸倍率を大 き く で き 、 ま た 、 確 実に延伸で き る 。 装置が簡便であ る の で、 装置费 も 安 い。 特 に プー リ 型延伸装置 は、 市販の プー リ やベル ト が使用 で き る ので、 簡便で コ ス ト が安 く で き る 。 装置が簡便で あ る ので、 荷物の高 さ に よ っ て延伸倍率を変 え た り 、 装 置を補修 し た り 、 装置を運搬 し た り す る 作業性 も良い。 円盤型 ョ コ 延伸装置の も う 一つ の特徴は、 簡便な 延伸 装置 に も 拘 ら ず、 一対の 円盤の組合わせの中で、 次の よ う な機能を持たせ る こ と がで き る こ と であ る 。 ( a ) 入 口で は、 ョ コ に延伸 さ れな い平行部力《あ り 、 必要に応 じ て そ の部分で予熱で き る 。
[0141] ( b ) そ の後の末広力《 り 軌道で ョ コ に延伸 さ れ る 。
[0142] ( c ) 延伸終了部で、 再び平行部があ り 、 こ こ で延伸状 態の分子の配列固定が行われ る (加熱状態で は、 定長熱 処理に な る ) 。
[0143] ( d ) 最大延伸部を過 ぎて も 、 さ ら に両耳端部を把持 し てい く と 、 こ ん どは逆に 巾 が狭 く な る 。 こ の領域ま で把 持す る こ と に よ り 、 若干収縮状態で把持す る の で、 円盤 か ら離れて力、 ら の収縮を小 さ く 押 さ え る こ と がで き る
[0144] (加熱状態であれば、 収縮熱処理に な る ) 。
[0145] C e ) 円盤の入口でフ ィ ルム を把持す る 位置や、 円盤出 口 で ョ コ 延伸 さ れた フ ィ ル ム が把持か ら離れ る 位置を変 え る こ と に よ り 、 延伸倍率を変え る こ と がで き る 。 (そ の他、 な お書 き な ど)
[0146] こ の第 2 の実施例 に お いて、 ョ コ 延伸倍率の望ま し い 範囲 は第 1 の実施例 と 同様であ る 。 荷物の高 さ 以上の 巾 で延伸 し 、 一周で、 荷物の側面の ほぼ全面を包装で き る こ と も第 1 の実施例 と 同 じ であ る 。
[0147] 荷物が非常に高 く 、 1 周で荷物の側面を覆 う こ と がで き な い場合は、 タ ー ン テー ブルに 昇降装置をつ け、 荷物 を回転 さ せなが ら 昇降 さ せて包装 し て も 良 い。
[0148] こ の第 2 'の実施例で は、 第 1 の実施例 と 同様 に タ テ延 伸 と ョ コ 延伸の どち ら を先に行 っ て も よ い。 た だ し 、 や は り 第 1 の実施例 と 同様の理由で ョ コ 延伸後 に タ テ延伸 を行な う ほ う が良 い。 タ テ延伸 の装置 と し て、 円盤型 ョ コ 延伸装匿内で タ テ方向 に延伸す る 同時 2 軸的機構を持 つ た延伸装置の タ イ プ も 使用 す る こ と がで き る (特公昭 4 6 - 1 5 4 3 8 号)
[0149] 本 ¾施例の タ テ延伸お よ び ョ コ 延仲装置 を多段に設け 、 多段に延仲す る よ う に し て も よ い。
[0150] 本実施例の原反 フ ィ ルム と し て使用で き る ポ リ マ 一 は、 第 1 の実施例で例示 し た も の と 同様であ る 。 本実施例の 包装に使用 さ れる 荷物 も 、 第 1 の実施例で例示 し た も の と 同様で あ る 。
[0151] 上記第 2 の実施例 に よ れば、 上述 し た第 1 の実施例 と 同様の効果が達成で き る 。 特 に 、 ョ コ 延伸装置が簡便 な 円盤型 ョ コ 延伸装置であ る こ と に よ り 、 装置 コ ス ト が安 く 、 設置 ス ペ ー ス が小 さ く 、 作業性の よ い延伸装置 に な る o
[0152] な お、 上記の第 2 の実施例で は、 原反 と し て フ イ ルム を用 い た例を説明 し たが、 先に第 1 の実施例で説明 し た 第 6 〜 1 1 図に示すよ う な そ の他の原反 も用 い る こ と 力《 で き る 。 こ れ ら の原反を用 い た場 台の作用効果 は笫 1 の ¾施例で説明 し た の と 同様で あ る 。
[0153] 次に、 第 2 7 図お よ び第 2 8 図を参照 し て、 こ の発明 の第 3 の実施例を説明す る 。 第 2 7 図お よ び第 2 8 図 は 簡易型 ピ ン テ ン タ ー ヨ コ 延伸装匿を使用 し た包装 シ ス テ ム の例で、 第 2 7 図 は側面図、 第 2 8 図 は平面図であ る 。 ロ ー ル状に巻かれて い る 原反 2 0 1 は、 架台 2 0 2 に立 てて置かれてい る 。 こ の原反は穴あ き フ ィ ルム であ る 。 こ の原反の 巾 は荷物 2 1 1 の高 さ よ り 抉い。 2 1 3 は フ イ ノレム に開 け ら れた穴を示す。 上下 に配置 さ れた チ ュ ー ン 2 0 3 a , 2 0 3 b 力 チ ュ ー ン ホ イ ル 2 0 4 a — 1 , 2 0 4 a — 2 , … に よ っ て案内 さ れてい る 。 チ ェ ー ン 2 0 3 a , 2 0 3 b に は、 多数の針状の ピ ン 2 0 5 a — 1 , 2 0 5 a - 2 , 2 0 5 a - 3 , … (以下、 簡 Φ-にす る た め、 ピ ン 2 0 5 と 記す) 力 植え ら れてい る 。 こ れ ら に よ り 、 ピ ン テ ン タ ー ヨ コ 延伸装置を形成 し てい る 。 チ ェ 一 ン と チ ェ ー ン ホ イ ルの組み合わせは、 ベル ト と プー リ の 組み合わせに変え る こ と もで き る 。 そ の ピ ン 2 0 5 に原 反であ る 穴あ き フ ィ ル ム 2 0 1 の両耳端部を引 っ 掛けて 把持 さ せ る 。
[0154] 穴あ き フ イ ノレ ム 2 0 1 は 、 チ ェ ー ン 2 0 3 a , 2 0 3 b の作 る 末広が り 軌道を上下方向 に ョ コ に延伸 さ れ る 。 ョ コ 延伸 に よ り 穴 2 1 3 は大 き く 広げ ら れ通気密度が高 く な り 通気性が良 く な る 。 原反であ る フ ィ ル ム 2 0 1 は 荷物 2 1 1 の高 さ 以上の 巾 に延伸 さ れ る 。 一定倍率 (装 置延伸倍率 2 . 2 倍以上が ¾ま し い) 延伸後、 チ ー ン の軌道は平行に な る 。 チ ュ ー ン の軌道は平行 に な っ た部 分で、 延伸 さ れた ポ リ マ ー分子の配向が固定 さ れ る 。 テ ン タ ー末端で、 ピ ン 2 0 5 よ り 離 さ れて穴あ き ョ コ 延仲 フ ィ ル ム 2 0 6 と な る 。 ョ コ 延伸 フ イ ノレ ム 2 0 6 の 巾 は 荷物の 高 さ 以上であ る 。
[0155] ピ ン テ ン タ ー 装置の次工程に 、 ョ コ 延伸 さ れた フ ィ ル ム の 巾収縮を防止す る た めの テ ー パ型回転子 2 0 8 を有 す る ロ ー ル 2 0 7 が設け ら れて い る 。 テ 一パ型回転子 2 0 8 は穴あ き フ ィ ル ム 2 0 1 の両耳端部 に配置 さ れて い る 。 ピ ン テ ン タ ー装置 に よ り ョ コ 延伸 さ れた フ ィ ル ム 2 〇 6 の 巾 は収縮 し ょ う と す る 。 そ こ で、 フ イ ノレム 2 0 6 の両耳端部を テ ー バ型回転子 2 ◦ 8 で押 さ え な が ら 、 巾 方向 に広げ る よ う に搬送す る 。 こ れに よ り 、 ョ コ 延伸 さ れた フ ィ ル ム の 巾収縮が防止 さ れ る 。
[0156] そ の後工程で、 タ ー ン テ ー ブル 2 1 0 の上に積載 さ れ た荷物 2 1 1 が回転 し てお り 、 複数回の 回転で、 ョ コ 延 伸 さ れた穴あ き フ イ ノレム 2 0 9 で、 荷物 2 1 1 の側面の ほ ぼ全面を包装す る 。 延伸 さ れた穴あ き フ ィ ル ム 2 0 9 は、 一周で荷物 2 1 1 の側面の 全面 に かつ荷物 2 1 1 の 上端 ま た は下端か ら フ ィ ルム 2 0 9 の一側緣が はみ 出す よ う に巻 き 付 け ら れ る 。 2 0 9 a は、 は み 出 し た フ ィ ル ム 2 0 9 の一側緣を示す。 タ ー ン テ ー ブ ル 2 1 ϋ は、 モ — タ 2 1 2 に よ り 一定回転か、 ト ル ク モ 一 夕 を使用 し て、 —定張力で回転 し て い る 。 以上 よ り 、 穴あ き フ ィ ル ム に よ る 包装がで き た。
[0157] こ の第 3 の実施例 は、 ½ί反 と し て穴あ き フ ィ ル ム を用 い てい る の で 、 通気性や大 き な透; 性を要求 さ れ る も の や結露を嫌 う も の 、 例えば野菜や果物な ど の荷物を包装 す る の に適 し てい る 。 ま た、 巻 き 付け回数が少な く て済 み、 少 し の穴で も有効であ る 。 さ ら に、 延伸過程での フ イ ル ム に 巾方向の収縮が少な い。 し た力《 つ て、 広巾 包装 に な り 、 包装時間が短縮 さ れ る ばか り でな く ;料 ゥ ェ ブ が少な く て省 コ ス ト で 、 廃棄物処理量 も少な い。 従来、 通気性を要求 さ れる 包装で穴が大 き く て も よ い分野、 あ る い は包装後内容物がで き る だけ露出 し て ½え な ければ な ら な い用途では、 ネ ッ ト 状物を 夕 テ延伸 し て使 ffl し て い た。 第 3 の実施例 に よ れば、 例え ば同 じ ネ ッ ト カ、 ら で も 面積が多 く 取れ、 コ ス ト が安 く な る 。 ま た、 包装時間 が短 く な る 。 包装を解い た後 に処分す る ウ ェ ブ の量が少 な い な どの メ リ ッ ト カ《出て く る 。
[0158] 穴の大き さ や数は、 包装目 的の通気性、 荷物への保持 張力な どを考慮 し て決めればよ い。 穴 は ス リ ッ ト で も よ い。 ま た、 穴あ き フ ィ ル ム の代わ り に、 第 7 , 8 図の よ う な添加物入 り フ ィ ル ム 4 4 を用 い て も良い。 笫 9 図の よ う な溝付 き フ ィ ル ム 4 8 を用 い て も良い。 第 1 1 図 A , B の よ う な ネ ッ ト を用 い て も 良い。 第 1 2 図の よ う な不 織布を用 い て も良い。
[0159] な お、 第 3 の実施例 に お い て、 ョ コ 延伸装置 は、 第 2 7 , 2 8 図の も の に 限 ら ず種々 の物を用 い て良い。 例え ば、 第 3 - 4 図あ る い は第 1 3 、 1 4 、 2 3 図 に示す ョ コ 延伸装置を用 い て も良い。
[0160] ま た、 テーパ型回転子 2 0 8 を す る ロ ー ル 2 0 7 の 代わ り に 、 第 2 5 図 に示す よ う な ガ イ ド ロ ー ルを用 い て ち 良い o
[0161] 次 に、 第 2 9 図お よ び第 3 ϋ 図を参照 し て、 こ の発明 の第 4 の実施例を説明す る 。 第 2 9 図お よ び第 3 0 図 は タ テ延伸装置を使用 し た 包装 シ ス テ ム の例で、 第 2 9 図 は側面図、 第 3 0 図 は平面図であ る 。 ロ ー ル状 に巻かれ て い る 原反 3 0 1 は、 架台 3 0 2 に立てて置かれて い る 。 こ の原反 は穴あ き フ イ ノレ ム であ る 。 3 】 3 は フ イ ノレム に ^3 け ら れた穴を示す。 架台 3 0 2 の後 に 、 タ テ延伸 ロ ー ル 3 0 7 a , 3 0 7 b 力《設置 さ れ、 そ の後 に ダ ン サ ー 口 — ノレ 3 0 8 があ る 。 夕 テ延伸 ロ ー ル 3 0 7 a , 3 0 7 b に よ り 、 穴あ き フ ィ ル ム 3 0 1 は タ テ延伸 さ れ る 。 タ テ 延伸 に よ り 穴 3 1 3 は大 き く 広げ ら れ通気密度が高 く な り 通気性が良 く な る 。 タ テ延伸 さ れた穴開 き フ ィ ル ム 3 0 9 は、 ダ ン サ ー ロ ー ル 3 0 8 に よ り そ の張力が調整 さ れ る 。 そ の後に、 タ ー ン テ ー ブル 3 1 0 が備え ら れて い る 。 タ ー ン テ ー ブル 3 1 ϋ は、 モ ー タ に よ り 一定回転か、 ト ル ク モ ー タ を使用 し て、 一定張力で回転 し て い る 。 一 方、 架台 3 0 2 、 夕 テ延仲 ロ ー ノレ 3 0 7 a , 3 0 7 b お よ びダ ン サ ー ロ ー ノレ 3 ϋ 8 は、 フ レ ー ム 3 1 5 , 3 1 6 に支持 さ れて い る 。 こ れ ら は、 舁降装置 3 〗 4 に よ り 矢 印の よ う に上下に昇降で き る よ う に な っ て い る 。
[0162] 昇降装置 3 1 4 に よ り 架台 3 0 2 ゃ 夕 テ延伸 ロ ー ノレ 3 0 7 a な どを下か ら上へ ( ま た は上力、 ら 下へ) 移動 さ せ な力く ら 、 夕 テ延伸 さ れた フ イ ノレ ム 3 0 9 を繰 出す。 同時
[0163] 新たな用紙 に、 タ ー ン テ ー ブル 3 1 0 を回転 さ せ る 。 複数 1口 1の ^転 で、 タ ー ン テ ー ブル 3 1 0 上に載置 さ れた荷物 ' · 1 1 に 夕 テ延伸 さ れた フ ィ ノレム 3 0 9 力《巻 き 付け ら れ る 。 二 れ に よ り 、 荷物 3 1 1 の側面の ほぽ全面を包装す る 。 以上 よ り 、 穴あ き フ イ ノレム に よ る 荷物の包装がで き る 。
[0164] こ の第 4 の実施例 は、 原反 と し て穴あ き フ ィ ル ム を ffl いて い る の で、 上記第 3 の灾施例 と 同様の作用効果を有 す る 。
[0165] な お、 穴は ス リ ツ ト で も よ い。 ま た 、 穴あ き フ イ ノレム の代わ り に、 第 7 , 8 図の よ う な 添加物入 り フ イ ノレ ム 4 4 を用 い て も良い。 第 9 図の よ う な溝付 き フ ィ ル ム 4 8 を用 いて も良い。 第 1 1 図 A , B の よ う な ネ ッ ト を用 い て も良い。 第 1 2 図の よ う な不織布を甩いて も良い。 ま た、 第 4 の実施例に おい て、 タ テ延伸装置 は、 第 2 9 , 3 0 図の も の に 限 ら ず種々 の物を用 い て良い。 架台 3 0 2 ゃ タ テ延伸 ロ ー ル 3 0 7 a な どを昇降 さ せ る 代わ り に タ ー ン テー ブル 3 1 0 を ^降 さ せ る よ う に し て も よ い。
[0166] 次に、 第 3 1 図お よ び第 3 2 図を参照 し て、 こ の発明 の第 5 の実施例を説明す る 。 第 3 1 図お よ び第 3 2 図 は ス リ ツ ト フ イ ルム を拡幅す る 工程の概略図であ り 、 第 3 1 図 は側面図、 第 3 2 図 は平面図であ る 。 ロ ー ル状 に巻 かれて い る 原反 4 0 1 は、 架台 4 0 2 に立てて置かれて い る 。 こ の原反 は穴あ き フ ィ ルムであ る 。 4 1 3 は フ ィ ノレム に開け ら れた穴 ( こ こ で は ス リ ツ ト 目 ) を示す。 こ の穴あ き フ イ ノレ ム 4 0 1 を緣出 し 、 夕 テ延伸 ロ ー ル 4 0 3 a , 4 0 3 b 間で タ テ に 延伸す る 。 こ の タ テ延伸 ロ ー ル 4 0 3 と 4 0 3 b の距離が近 い と 近接延伸 に な る 。 近接延伸 に よ り 、 フ イ ノレ ム の ス リ ッ ト 冃 4 1 3 は拡大 し 、 若干拡幅 さ れた よ う な状態に な る 。 こ れに よ り フ ィ ルム の通気密度 は高 く な り 通気性が良 く な る 。 延伸 さ れた フ ィ ルム は タ ー ン ロ ー ル 4 0 4 を経て、 湾曲ノく ー 4 0 5 お よ び ク ロ ス ガイ ダー 4 0 6 a , 4 0 6 b , 4 0 7 a , 4 0 7 b に よ り 拡幅 さ れ る 。 拡幅に よ り ス リ ッ 卜 目 4 1 3 は拡大 さ れ る 。 そ の後、 フ ィ ルム は荷物を巻 き 付 け る ェ 程へ導かれ る 。
[0167] こ の例で は タ テ延伸 の後、 拡幅 し て い る が、 拡幅 し た 後 夕 テ延伸 し て も 良い。
[0168] こ の第 5 の実施例 は、 原反 と し て穴あ き フ ィ ルム を用 い てい る の で、 上記第 3 の実施例 と 同様の作用効粜を有 す る 。
[0169] な お、 穴は ス リ ツ 卜 で な く と も よ い。 ま た、 穴あ き フ イ ノレム の 代わ り に、 第 7 , 8 図の よ う な添加物入 り フ ィ ルム 4 4 を用 い て も 良 い。 第 9 図の よ う な溝付 き フ ィ ル ム 4 8 を用 い て も 良 い。 第 1 1 図 A , B の よ う な ネ ッ 卜 を用 い て も 良 い。 第 1 2 図の よ う な 不織布を ffl い て も 良 い o
[0170] ま た 、 第 5 の実施例 に お い て 、 夕 テ延伸装置 は 、 第 3 1 , 3 2 図の も の に 限 ら ず種 々 の物を用 い て良 い。
[0171] 次に、 第 3 3 図を参照 し て、 こ の発明 の笫 6 の 施例 を説明す る 。 第 3 3 図 は、 フ ィ ノレム を ョ コ 延伸 し た 直後 に穴を開 け る 例を示す。 原反 ロ ー ル巻 き フ ィ ルム 5 0 1 を繰出 し て ョ コ 延伸装置 5 0 2 で ョ コ 延伸す る 。 ョ コ 延伸 さ れた フ ィ ノレム は 口 一 ノレ 5 0 3 力、 ら繰出 さ れ、 ピ ン 口 一 ノレ 5 〇 5 に よ り 穴開 け さ れ る 。 ピ ン ロ ー ル 5 0 5 は、 ^面に無数 の ピ ン 5 0 4 を有す る 。 ピ ン 口 一 ノレ 5 0 5 は フ イ ノレ ム の 融点以上に加熱 さ れてお り 、 加熱 さ れてい る 熱 ピ ン 5 ϋ 4 力《 ョ コ 延伸後の フ ィ ルム 5 0 6 に接触 し て、 熱に よ り 多数の穴を開 け る 。 こ の穴の開い た フ ィ ルム 5 ϋ b で、 回転 し て い る タ ー ン テー ブル 5 ϋ 7 上に あ る 多数の荷物 5 0 8 を包装す る 。 こ の プ ロ セ ス に お い て穴を開 け な い 場合、 ョ コ 延伸 さ れて 巾 の広力 つ た フ ィ ルム は 巾 収縮力く 激 し い。 穴を開 け る こ と に よ り 巾収縮が小 さ く な る メ リ ッ ト カ あ る 。
[0172] 第 3 4 図 は、 ョ コ 延伸手段の例であ る 。 第 3 4 図 Α は —対の 夕 テ溝 ロ ー ル 5 1 1 , 5 】 2 の表面 に多数の 凸状 の 山 5 1 3 と 凹状の溝 5 1 4 を組み合わせた ロ ー ルを示 す。 第 3 4 図 B は、 こ の 2 つ の 口 一 ノレ の 間 に フ イ ノレム 5 1 5 を挟んで ョ コ に延伸 さ れ る 状態を示す。 こ の延伸 口 一 ルの対を多段 に設け 、 ョ コ 延伸倍率を上げ る こ と も で き る 。 こ の タ テ溝 ロ ー ルに よ る ョ コ 延伸では、 フ ィ ルム の 巾が広力 ら な い ので、 拡幅手段 と組み 合わせ る 必要が め る 。
[0173] な お、 ョ コ 延伸手段 は第 3 4 図の も の に 限 ら ず種 々 の も のが適用 可能であ る 。 例え ば、 笫 1 〜 4 図, 第 1 3 〜 2 3 図で説明 し た も の も 用 い る こ と 力《で き る 。
[0174] 第 3 5 , 3 6 図 は ピ ン ロ ー ル の例であ る 。 第 3 5 図 は ロ ー ル の断面図で、 笫 3 6 図 は側面図であ る 。 ロ ー ル 5 2 1 に多数の ピ ン 5 2 2 力《植え ら れて い る 。 こ の ロ ー ル 5 2 1 に ヒ ー タ 5 2 5 を入れ、 ス リ ッ プ リ ン グで電気を 通 じ て、 ロ ー ル 5 2 1 自 体を加熱 し て も よ い。 穴開 け 口 — ル と し て は、 こ の よ う な ピ ン ロ ー ノレ以外 に 、 ノ、 ° ン チ ン グ ロ 一ノレ や エ ン ボ ス ロ ー ル な ど も 使 用 で き る 。 フ ィ ル ム に穴を開 け る 場合、 穴開 け ロ ー ルの フ ィ ルム を通 じ て反 対側 に受 ロ ー ルを設け た ほ う が良 い場合 も あ る 。
[0175] 第 3 7 図 は、 力 ミ ソ リ 刃 夕 テ ス リ ツ 夕 の例で あ る 。 円 盤状 スぺー サ 5 2 3 に 力 ミ ソ リ 刃 5 2 4 を図の よ う に 張 り 付け、 こ の よ う な刃付 き ス ぺー サ を位相 をず ら し て多 数枚重ね てス リ ツ タ ロ ー ノレ と す る 。 こ の他、 ス リ ツ 夕 と し て は、 本発明人 ら の先発明特公昭 6 1 — 1 1 7 5 7 号 の熱刃 ス リ ツ タ ゃ、 ス プ リ ツ ト ヤ ー ン製造な どの 各種 ス プ リ ッ 夕 ゃ ス リ ッ 夕 が使用で き る 。
[0176] 次に 、 第 3 8 図お よ び第 3 9 図を参照 し て、 こ の発明 の第 7 の ¾施例を説明す る 。 第 3 8 図お よ び第 3 9 図 は 夕 テ延伸装置を使用 し た 包装 シ ス テ ム の例で、 第 3 8 図 は側面図、 第 3 9 図 は平面図であ る 。 ロ ー ル状 に巻かれ て い る 原反 6 0 1 は、 架台 6 0 2 に立てて置かれて い る 。 綠出 さ れた原反は、 ピ ン ロ ー ノレ 6 0 3 に よ り タ テ 延仲 の E前で穴開 け さ れ る 。 ピ ン ロ ー ノレ 6 ϋ 3 と し て は、 第 3 3 , 3 5 〜 3 7 図で例示 し た も の な どが適用で き る 。 ら 1 3 は フ ィ ル ム に開 け ら れた穴を示す。 ピ ン 口 一 ル 6 U 3 の後に 、 タ テ延仲 ロ ー ル 6 0 7 a , 6 U 7 'b 力 設置 さ れ、 そ の後に ダ ン サ ー ロ ー ノレ 6 0 8 力《あ る 。 夕 テ延仲 口 — リレ 6 ϋ 7 a , 6 ϋ 7 b に よ り 、 穴が開 け ら れた フ ィ ル ム 6 ϋ 1 は タ テ延仲 さ れ る 。 夕 テ延仲 に よ り 穴 6 1 3 は 大 き く 広げ ら れ る 。 タ テ延仲 さ れた穴開 き フ ィ ル ム 6 0 9 は、 ダ ン サ ー ロ ー ル 6 ϋ 8 に よ り そ の張力が調整 さ れ る 。 そ の後 に、 タ ー ン テー プノレ 6 1 0 力 俯え ら れて い る 。 タ ー ン テ ー ブル 6 1 ◦ は、 モ ー タ に よ り 一定回転か、 ト ル ク モ ー 夕 を使用 し て、 一定張力で回転 し て い る 。 一方、 架台 6 0 2 、 夕 テ延伸 ロ ー ル 6 0 7 a , 6 0 7 b お よ び ダ ン サー 口 一 ノレ 6 0 8 は、 フ レ ー ム 6 1 5 , 6 1 6 に支 持 さ れてい る 。 こ れ ら は、 昇降装置 6 1 4 に よ り 矢印の よ う に上下に昇降で き る よ う にな っ て い る 。
[0177] 昇降装置 6 1 4 に よ り 架台 6 0 2 ゃ 夕 テ延伸 ロ ー ル 6 〇 7 a な どを下力、 ら上へ (ま た は上力、 ら下へ) 移動 さ せ な力《 ら 、 穴開 け さ れ タ テ延伸 さ れた フ ィ ル ム 6 0 9 を繰 出す。 同時に、 タ ー ン テ ー ブル 6 1 0 を回転 さ せ る 。 複 数回の 回転で、 夕 一 ン テ ー ブル 6 1 ◦ 上 に載置 さ れた荷 物 6 1 1 に フ ィ ルム 6 0 9 力 巻 き 付 け ら れ る 。 こ れに よ り 、 荷物 6 1 1 の側面の ほぼ全面を包装す る 。 以上よ り 、 穴開 け さ れ タ テ延伸 さ れた フ ィ ル ム に よ る 荷物の 包装力 で き る 。 こ の第 7 の実施例 は、 フ ィ ルム を穴開 け し 夕 テ延仲 し て用 い て い る ので、 上記笫 3 の実施例 と 同様の作用効 ¾ を有す る 。
[0178] な お、 穴 は ス リ ッ ト で も よ い。 ま た、 第 7 の実施例 に お い て、 夕 テ延伸装置 は、 第 3 8 , 3 9 図の も の に 限 ら ず程 々 の物を用 い て良 い。 架台 6 0 2 ゃ 夕 テ延伸 ロ ー ノレ 6 0 7 a な どを昇降 さ せ る 代わ り に タ ー ン テ ー ブル 6 1 0 を舁降 さ せ る よ う に し て も よ い。
[0179] 次に 、 第 4 0 図を参照 し て、 こ の発明 の第 8 の実施例 を説明す る 。
[0180] フ イ ノレ ム を ョ コ 延伸後 タ テ に延伸 し 、 そ の 延伸 に よ つ て生ず る 収縮張力で タ 一 ン テ 一 ブル上で回転す る 多数の 荷物を一体包装す る シ ス テ ム に お い て、 タ テ延伸過程で フ ィ ル ム に穴を開け る 例を第 4 0 図に示す。 原反 ロ ー ル 巻 き フ ィ ル ム 7 0 1 を繰出 し て ョ コ 延仲装置 7 0 2 で ョ コ 延伸 し た後 タ テ延伸 ロ ー ル 7 0 3 a , 7 0 3 b 間で タ テ延仲 さ れ る 。 7 0 3 b は 7 0 3 a よ り タ テ延仲倍率だ け ロ ー ル表面速度 は大 き い。 こ の タ テ延伸過程 に、 表 に無数の ピ ン 7 0 4 を持つ ロ ー ル 7 ϋ 5 が設置 さ れて お り 、 こ の ピ ン ロ ー ル 7 0 5 は フ ィ ルム の融点以上 に加熱 さ れて お り 、 加熱 さ れて い る 熱 ピ ン 7 0 4 が 夕 テ延伸過 程の フ イ ノレム に接触 し て、 熱 に よ り フ イ ノレム 7 0 6 に 無 数の穴を開 け る 。 こ の穴の開 い た フ ィ ル ム 7 0 6 で、 Γ口 1 転 し て い る タ ー ン テ ー ブル 7 0 7 上 に あ る 多数の荷物 7 0 8 が延仲 に よ っ て生ず る 収縮張力で一体化 さ れて包装 す る 。 こ の プ ロ セ ス に お い て穴を開 け な い場 、 ョ コ 延 仲 さ れて 巾 の広力く つ た フ ィ ルム も 、 夕 テ延仲過程や そ の 後で巾 収縮が激 し い。 穴を開 け る こ と に よ り 巾 収縮が小 さ く な る メ リ ッ ト も あ る 。
[0181] ョ コ 延伸手段 と し て は例え ば、 第 3 4 図で説明 し た も の を用 い る こ と 力《で き る 。 さ ら に 、 第 1 〜 4 図, 第 1 3 〜 2 3 図で説明 し た も の も 用 い る こ と 力'で き る 。 ピ ン 口 一ノレ 7 0 5 と し ては、 第 3 3 , 3 5 〜 3 7 図で例示 し た も の な どが適用で き る 。
[0182] 次に 、 第 4 1 図お よ び第 4 2 図を参照 し て、 こ の発明 の第 9 の実施例を説明す る 。 第 4 1 図お よ び第 4 2 図 は ス リ ッ ト フ イ ル ム を拡幅す る 工程の概略図であ る 。 第 4 1 図 は側面図、 第 4 2 図 は平面図で あ る 。 ロ ー ル状に巻 か れ て い る 原 反 8 0 1 は 、 架 台 に 立 て て 置 か れ て い る 。 繰出 さ れた原反 8 0 1 に は タ テ ス リ ッ タ ロ ー ル 8 ϋ 2 に よ り ス リ ツ 卜 が形成 さ れ る 。 すな わ ち 、 フ ィ ル ム 速度よ り 速い表面速度で回転す る タ テ ス リ ツ タ ロ ー ル 8 0 2 で千鳥状に切れ 目 ( ス リ ツ ト ) を人れ る 。 夕 テ ス リ ッ 夕 ロ ー ノレ 8 0 2 と し て は、 第 3 7 図で例示 し た も の な どが適用で き る 。 8 1 3 は ス リ ッ ト を示す。 こ の フ ィ ルム 8 ◦ 1 を、 夕 テ延伸 ロ ー ル 8 0 3 a , 8 0 3 b 間で 夕 テ に延伸す る 。 こ の 夕 テ延伸 ロ ー ノレ 8 0 3 a と 8 0 3 b の距離が近い と 近接延伸 に な る 。 近接延伸 に よ り 、 フ
[0183] 新た な用紙 イ ノレ ム の ス リ ツ 卜 目 8 1 3 は拡大 し 、 若千拡 さ れた よ う な状態に な る 。 延伸 さ れた フ ィ ノレム は タ ー ン 口 一 ノレ 8 0 4 を経て、 湾曲バー 8 0 5 お よ び ク ロ ス ガ イ ダー 8 0 6 a , 8 0 6 b , 8 0 7 a , 8 0 7 b に よ り 拡榀 さ れ る 。 拡幅 に よ り ス リ ッ ト 目 8 1 3 は拡大 さ れ る 。 そ の後、 フ ィ ル ム は荷物を巻 き 付け る 工程へ導かれ る 。
[0184] こ の 例では タ テ延伸 の後、 拡幅 し て い る が、 夕 テ延伸 後 に ス リ ッ ト を形成 し て も 良 い。 ま た 、 ま ず ス リ ッ ト を 形成 し拡幅 し た後 タ テ延伸 し て も良 い。 他の方法 と し て タ テ ス リ ッ タ は ョ コ 延伸 さ れた フ イ ノレ ム に ス リ ッ 卜 す る こ と も で き る 。
[0185] こ の第 9 の実施例 は、 フ ィ ルム を穴開 け し タ テ延仲 し 拡幅 し て用 い て い る の で 、 上記第 3 の実施例 と 同様の 作 用効果を有す る 。 ま た、 第 9 の実施例 に お い て、 タ テ延 伸装置 は、 第 4 1 , 4 2 図の も の に 限 ら ず種 々 の物を用 い て良 い。
[0186] 以上説明 し た よ う に、 本発明 に よ れば、 簡易で コ ン パ ク ト であ り 、 原反の使用量が少な く 包装時間 も 短縮 さ れ る 包装装置お よ び方法が提供 さ れ る 。 ま た、 通気性や透 湿性があ り 、 結露を防 ぐ 包装形態で、 延伸工程での 巾 の 収縮を少な く で き る 包装装置お よ び方法が提供 さ れ る 。
权利要求:
Claims
請 求 の 範 囲
1 , 帯状体を延伸 し て荷物に巻 き 付け る 包装装置 は、 帯状体を供給す る 供給手段 と 、
こ の帯状体を少な く と も ョ コ 方向 に延伸す る ョ コ 延伸 手段 z こ の ョ コ 延伸手段は、 該帯状体を末広が り に搬送 す る た めの搬送手段 と 、 該帯状体の 巾方向両端近傍領域 を該搬送手段に離脱可能に把持す る 把持手段 と を有 し て い る 。 / と 、
こ の帯状体を荷物に巻 き 付け る 巻 き 付け手段 と を具備す る 。
2 . 請求項 1 の 包装装置に おい て、
上記搬送手段は、 該帯状体の 巾 方向一端近傍領域の搬 送に供す る 第 1 の往路 と 該蒂状体の搬送に供 し な い第 1 の復路 と を有す る第 1 の無端軌跡上を移動す る 第 1 の搬 送部 と 、 該蒂状体の 巾 方向他端近傍領域の搬送に供す る と と も に第 1 の往路 と の 巾 方向 の 間隔が徐々 に広が る 第 2 の往路 と 該帯状体の搬送に 供 し な い第 2 の復路 と を有 す る 第 2 の無端軌跡上を移動す る 第 2 の搬送部 と を有 し て い る 。
3 . 請求項 2 の包装装置 に お い て 、
上記搬送手段 は、 周縁部に上記笫 1 の搬送部を形成す る 第 1 の 回転円盤 と 、 周面 に上記第 2 の搬送部を形成す る 第 2 の 回転円盤 と を有 し 、 上記把持手段 は、 上記笫 1 の搬送部 に 該带状体の一端 近傍領域を離脱可能に 固定す る 第 1 の把持部材 と 、 上 ^ 2 の搬送部 に該带状体の他端近傍領域を離脱 nj能 に 固 定す る 第 2 の把持部材 と を有 し て い る 。
4 . 請求項 3 の 包装装置 は、 さ ら に 、
上記把持手段に よ っ て把持 さ れた帯状休を ガ イ ドす る ガ イ ド手段を有 し て い る 。
5 . 請求項 4 の包装装置 に お い て、
上記ガイ ド手段は、 帯状休の搬送経路長 の差が帯状体 の 巾 方向 に お い て小 さ く な る よ う に帯状体を ガイ ドす る ガイ ド部材を有 し て い る 。
6 . 請求項 5 の包装装匿 に お い て、
上記ガイ ド部材は、 帯状体の 中央部を ガイ ドす る 第 1 の ガイ ド部 と 、 帯状体の該中央部 と 両端部 と の 間をガ イ ドす る 第 2 の ガイ ド部 と を有 し てい る 。
7 . 請求項 1 の 包装装置 は、 さ ら に 、
帯状体を加熱す る 加熱手段を有 し て い る 。
8 . 請求项 1 の 包装装置 は、 さ ら に、
帯状体を タ テ方向 に 延仲す る タ テ延仲 手段を有 し て い る
9 . 請求項 8 の 包装装置 に お い て、
上記 タ テ延伸手段は、 上記 ョ コ 延伸手段の ョ コ 延伸後 に タ テ延伸す る 後 タ テ延伸機構を有 し て い る 。
1 0 , 請求項 9 の包装装置 に お い て、 上記後 タ テ延伸機構は、 上記把持手段に よ り 上記搬送 手段か ら 離脱 さ れた ョ コ 延伸後の帯状体をそれ 自 体の 巾 方向への収縮力 に よ り 巾方向への収縮量が少な い う ち に 夕 テ延伸す る 延伸部材を有 し てい る 。
1 1 . 請求項 9 の包装装置に お い て、
上記後タ テ延伸機構は、 上記 ョ コ 延伸手段の帯状体搬 出速度よ り 上記巻 き 付 け手段の巻 き 付け速度を速 く し て 帯状体を タ テ延伸す る 手段を有 し てい る 。
1 2 . 請求項 8 の包装装置 に お い て、
上記 夕 テ延伸手段は、 上記 ョ コ 延伸手段の ョ コ 延伸前 に 夕 テ延伸す る 前 夕 テ延伸機構を有 し てい る 。
1 3 . 請求項 1 2 の包装装置に お いて、
上記前 タ テ延伸機構は、 上記供耠手段の帯状体供給速 度よ り 上記 ョ コ 延伸手段の帯状体導入速度を速 く し て帯 状体を タ テ延伸す る手段を有 し て い る。
1 4 . 請求項 1 の包装装置は、 さ ら に、
帯状体の荷物への巻 き 付け張力 を調整す る 手段を有 し て い る 。
1 5 . 請求項 1 の包装装置 は、 さ ら に、
上記巻 き 付 け手段は、 荷物を回転 し て帯状体を巻 き 付 け る 回転手段を有 し てい る 。
1 6 . 請求项 1 5 の包装装置に お い て、
上記回転手段 は、 上方 に所定高 さ の荷物載置 域が規 定さ れ る タ ー ン テ ー ブルを有 し 、 上記 ョ コ 延伸手段は、 上記荷物載置領域の 卨 さ よ り 広 巾 に帯一 -一-状胄 体を ョ コ 方向 に 延伸す る 亍-段を有 し て い る 。
1 7 . 請求頊 1 5 の 包装装置 に お い て、
上記回転手段 は、 荷物を鉛直铀以外の蚰 を 中心に 回転 さ せ る 手段を有 し て い る 。
1 8. 請求項 1 の包装装置 は、 さ ら に 、
ョ コ 延伸 さ れた帯状体の 巾収縮を防止す る 手段を有 し て い る 。
1 9 . 請求項 1 の包装装置は、 さ ら に 、
延伸倍率を変化 さ せ る 手段を有 し て い る 。
2 0 , 帯状体を延伸 し て荷物に 巻 き 付 け る 包装装置 は、 帯状体を供給す る 供給手段 と 、
こ の帯状体を タ テ方向 と ョ コ方向の少な く と も一方に 延伸す る 延伸手段 と 、
こ の帯状体を荷物に巻 き 付け る 巻 き 付 け手段 と 、 こ の巻 き 付 け手段に よ る 帯状体の巻 き 付け前に ' 状体 に穴を開 け る 穴開 け手段 と 、
を具備す る 。
2 1 . 請求項 2 0 の 包装装置 は、 さ ら に 、
上記穴あ け手段を加熱す る 手段を有 し て い る 。
2 2. 請求 ¾¾ 2 ϋ の 包装装置 に お い て、
上記穴あ け手段 は、 上記延伸手段の 延伸方向 と 平行 す' る 方向 の ス リ ツ ト を 形成す る 手段を有 し て い る 。
2 3 求項 2 0 の 包装装置 は、 さ ら に 、 上記延伸手段に よ り 延伸 さ れ る と と も に上記穴あ け手 段に よ り 穴あ け さ れた帯状体を拡幅す る 拡幅手段を有 し てい る 。
2 4 . 包装方法は、
帯状体を供給す る 工程 と 、
こ の帯状体を延伸す る こ と に よ り 帯状体の通気密度を 高 く す る 工程 と 、
こ の延伸 さ れた帯状体を荷物に巻 き 付け る 工程 と 、 を具備す る 。
2 5 . 請求項 2 4 の包装方法は、 さ ら に 、
延伸 さ れた帯状体を拡幅す る 工程を具備す る 。
2 6 . 請求項 2 4 の包装方法にお いて、
上記帯状体は、 あ ら か じ め穴が開い てい る 带状体ま た は延伸 に よ り 穴があ く 帯状体であ る。
2 7 . 荷物に帯状体を巻 き 付け る 包装方法は、
荷物の 巾 よ り 狭い帯状体を供給す る 工程 と 、
こ の帯状体を少な く と も ョ コ 方向 に荷物の 巾 以上に 延 伸す る 工程 と 、
こ の延伸 さ れた帯状体を、 一周で荷物の側 ώの全面に 且つ荷物の少な く と も一端側か ら帯状休のー側緣が はみ 出す よ う に巻 き 付け る 工程 と 、
を具備す る 。
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同族专利:
公开号 | 公开日
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EP0484554A1|1992-05-13|
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JP13524390||1990-05-28||
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